第5話

あーあ JKside
100
2021/04/14 08:42
ジョングクside


店員「いらっしゃいませー」


あなたを見送った帰り道、コンビニによってお買いもの。
今度こそあなたは俺のこと見てくれた。
いや、俺の方に気を向かせた。

俺、よく頑張ったぞ。





よく、我慢した。





ご褒美に好きなものを買っていいぞ~

商品を持って行ってカウンターに置いた



店員「ありがとうございます~」

JK「おねがいしまーす」

店員「あっ」



商品をピッピッてし終わった店員さんがカウンターの下にしゃがんだ。
あ、なるほどありがたいです…



JK「わざわざありがとうございます」

店員「大丈夫ですよ~。2点で985円です」




ささっとお買い上げして俺は、家路につく






右手にはコーラ、左手には中身の見えない紙袋を持って。







今度こそあなたは俺のこと見てくれた。
いや、俺の方に気を向かせた。

俺、よく頑張ったぞ。






よく、我慢した。






だから俺はご褒美に、買いました。

ゴム。

次は、我慢しなくていいように。




いや、待てよ…?
俺とあなたは次いつ会うんだろう
一週間後?
それとももっと先?






……あーあ、我慢するぐらいなら、ブチ込んでやればよかった









END

プリ小説オーディオドラマ