第9話

9
654
2020/03/16 10:34
zm
zzzz
僕はゾムに手を掴まれてここに居てたんだねど
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
ゾム……寝ちゃった
だからと言って手を離してくれない
でも、明日は休もうと思ってたし別に良いや
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
有給使っちゃえ
僕はゾムの寝ている病室で淡々と言葉を口にした
でも、僕はちゃんとゾムと話しておけば良かったと後悔した
僕はその日病室で寝た
翌日
ピーピーピーピー
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
ん?
なぜか、ゾムの体調が急変していた
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
は?
僕は頭が追いつなかった
でも、ナースコールを押した
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
は?なんで?
ゾム?なんで?
僕に疑問しか無かった
そして、そこからは早かった
ナースが来て医者が来て
ゾムの持病の容態が急変したことが分かった
そして…ゾムは手術室に連れて行かれた
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
そ……んな……
僕はイスに座り神頼みした
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
神様……どうか、どうかゾムをゾムを助けてください
そして、数時間が経ったとき
医者「あなたさん」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
先生……!!
ゾムは……ゾムは!?
医者「ゾムさんは心臓病です」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
え………
先生の口から言われたのは……………

























臓器移植だった
医者「あなたさんはA型ゾムさんもA型です」
医者「血液型は一致しますが……」
医者「考えてくれませんか?」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
……僕の臓器をゾムに渡すかって事ですか?
医者「はい……」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
…………
もし、渡さなかったとして……
僕は………ゾムに会えなくなる……
我々だの皆さんにも会えなくなる
………そんなの考えたら……
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
渡します……
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
僕の心臓を…ゾムに…
医者「良いんですか?」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
はい…ゾムの命に比べたら僕の命なんて惜しくないですよ(苦笑い)
医者「でも、あなたさんには人工臓器を付けます」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
命は助かるけど……絶対何かできなくなりますよね?
医者「はい……まず走ることが出来なくなります」
医者「それと、甘い物、辛い物を食べることを控えなければなりません」
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
………そうですか
_肴煌@さなきら_(なまえ)
肴煌さなきらあなた
でも、僕がゾムに渡す事変わらない((ボソッ
てか、なんで人工臓器をゾムに入れないのかそう思うだろう
だけど、病人に人工臓器を入れると普通の臓器移植より負担が掛かるらしい
でも、僕は自分の命なんて惜しくない
ゾムの方が皆に必要とされてる
だから……こんな僕よりよっぽど生きる価値がある
僕はそう思った

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