第26話

に じ ゅ う ご ☺︎
9,710
2019/01/23 14:11
拓「あなたさーん、」

ガチ寝やん、
母「髪、乾かしてあげたら?風邪引いちゃう。」
拓「え、う、うん」



なかなか恥ずいねんけど、



濡れたあなたの髪を、丁寧に乾かしていく。


さらっさらやな…




てゆうか、、


肩幅狭ない?


…ちっちゃい、全体的に


あなた「ん~、、、かいちゃん、、えへ、」

寝言…?笑笑


あなた、なんでこんなかわいいんやろ…

拓「乾いた…やんな?」

立ち上がろうとした瞬間、



あなたが、俺にもたれかかってきた。




拓「っ!!////」
身動きとれへんやん…



あなた「ん…」
拓「あ、起きた?」
あなた「ぬわぁぁっ!!何この体勢!?」
拓「いや、あの、/// 髪濡れたままやったから乾かしててん、そしたらあなたがもたれかかってきたから…////」

あなたは顔を真っ赤にして

そのまま下を向いてしまった。

あなた「ご、ごめん、、っ////」



これ、1週間か…


理性持たへんって…

あなた「あの、、」
拓「?」
あなた「ありがとっ…」
拓「う、うん、//」
あなた「明日、休演日やっけ、」
拓「そやで」


何しよっかな、


寝る…?


あなた「あなた、部活やから、っ、」
拓「明後日大会なんやっけ」
あなた「うん、最後。引退か、長かった…かな?笑」
拓「頑張ってたやんな…」

無意識に、あなたの頭を撫でていた。


いつもだったら、顔を真っ赤にするあなた。



でも、今は、


何故か黙り込んでしまった。



拓「あなた、、?」
あなた「っ、」
拓「…寂しいやんな、」

あなたは、目に涙を浮かべていた。

あなた「…明日、早めに練習行くから、ごそごそうるさいかもやけど、気にせんでいいから、ゆっくり寝るんやで?」
拓「うん。ありがと」


何て、声かければいいんかな、


あなた「…寝るね、」
拓「うん、、おやすみ」
あなた「おやすみ。」


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拓「ふわぁ…」



ねむ、、


俺も寝よ、


部屋には、ベッドの横に敷かれた布団で

スヤスヤ眠るあなたがいた。



…寝顔、めっちゃかわいいやん、




まつ毛、長いな、

肌、綺麗やし、鼻、ちっちゃ、


あなた「たく…や…ん、すぅ…

びっくりした、寝言か、



…俺の夢みてるんかな、


ちがうか、




拓「…あなた、好きやで」


俺は、あなたの頬に



そっと、キスをした。

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