第25話

に じ ゅ う よ ん ☺︎
9,763
2019/01/20 13:02

あなた「んーーーーっ、」

やっと終わった。


帰り道は1人です。

若干怖いねんな、この道


てゆうか、雨やん。

傘持ってへんから!!



お母さん…あ、今日からやん。出張。



濡れながら帰るしかないやん。




これで拓哉の家行くの迷惑すぎやんな、


もう夜やし…

明日からお世話になることにしますか、



雨強っ、、


近いし、ちょっとの辛抱や

わたしは小走りで家に向かう。


さすがに寒い…




あなた「え?」



急に身体に雨があたらなくなった。

ぱっと顔をあげ、横を見ると、


拓「塾おつかれ。なんで傘ないん?笑笑」



拓哉っ…!
あなた「降ると思わへんくて… なんでいるん?」
拓「今日みんなでご飯食べててん。やからいま帰りで。そしたら、あなたが傘ささんと走ってるの見えたから来てみてん。」

わざわざ来てくれたん…?


めっちゃ優しいやん、


あなた「ありがと…////」





なんだろ、



沈黙。。


いつもなら平気やねんけど、


すこしだけ、そわそわしてる。



なんでや、

ちらっと横を見ると、


目がバチっと合ってしまった。



拓「?」


わたしは気のないそぶりで、視線をそらす
拓「え、なんやねん、」
あなた「なんもないしっ」
拓「そ、…あなた、肩出てるやん。もっと入り?」


そう言って、わたしの肩をぎゅっと抱き寄せる拓哉。



さすがにダメよこれ、


これでドキドキせん人おらんやろ。





あなた「いつの間にこんなん覚えたん…////」

そういうと、拓哉は、満足気な笑みを浮かべる。


どきっ…


ん?



わたし…


_____________________________________________

あの後、結局今日から拓哉の家にお世話になることになって、


今、お風呂上がったところです。


拓「アイスあんで笑」



リビングでくつろいでる拓哉が、

悪魔のお誘いをしてきます←
あなた「くぅっ…わかって言ってるやろ…」
拓「そりゃ」
あなた「ひどいよぉ、、ひどすぎるよぉ、、」
拓「…」


え、無視、
あなた「そうか…無視か…うん。」
拓「ふっ…笑」


何その笑い方。

あなた「いらっとします、」
拓「うん。笑」


わたしは拓哉のとなりに座った。
ねむっ…
拓「そのまま寝たら風邪引くで?」
あなた「うん…
拓「絶対寝るやん笑笑」


もう限界です、



わたしはゆっくりと重たい瞼を閉じた。

プリ小説オーディオドラマ