第16話

じ ゅ う ご ☺︎
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2022/08/04 23:58



~♪

ん、電話や、




…あなただ
拓「もしもし?あなた?」
あなた「拓哉~ いひひ~」
拓「どうしたん笑笑 なんか怖いで笑」
あなた「ちょっとな、やばいこと起きてん!」


え、なんやろ
拓「どうしたん?」
あなた「さくちゃんに遭遇してん‼︎」
拓「えっ…」
あなた「拓哉、前、あなたのこと紹介したん?」
拓「まぁ、流れでそうなっただけやけど…」
あなた「さくちゃんな、声かけたら、
あ、あなたちゃん?って言ってくれてん!
でな、ちょっとお話しして
握手してもらってんけど、
手、めっちゃおっきくて、あったかくて…
もうな、うん、やばかってん!
あ、手ちっちゃいねっていわれてん笑笑
でな!最後、また明日って言ってくれて、
なんかちょっと恥ずかしそうに笑っててかわいくって、
んもーーやばいっ!ほんまに、めっちゃ好k_____



その言葉は




聞きたくなくて



俺は腕を下ろした。


…あれ、なんで泣いてるんやろ



かっこ悪。


こんなんやからあかんの?






俺は、もう一度、スマホを耳に当てた。





拓「ごめん、ちょっと電波悪かってん」
あなた「そっか!…ふわぁ、」
拓「疲れたんちゃう?もう寝たら?明日、コンサートやで」
あなた「うんっ、 寝る、、おやすみ。拓哉。」
拓「おやすみ。あなた。」


はぁ…
拓「…なんでこんな好きなんやろ、」

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あなた「ふわぁ、、、」
真「あなた、ほんまニシタク好きやな笑笑」
あなた「幼馴染やしね~」
真「いや、そういうんやない笑笑 恋の方よ。」



はい?
あなた「いや、なんでよ笑笑 ちがうよ?、…だって、」
真「だって、ニシタクと話してるとき、めっちゃニコニコやで笑笑 なんか、乙女。ちょーかわいい♡」
あなた「なにそれ…笑」




拓哉のこと、




そんな風に思ったことなんて…




でも、最近、



ドキドキすること、多いし、



拓哉がどんどん人気になって、


嬉しいけど、ちょっと、悲しくて、






わたし、もしかして…



いや、ちがうよ、、







あなた「寝る…」
真「うん。おやすみ~」


明日はさくちゃんに会える。


…明日も?かな。笑




あ~、さくちゃん、

めっちゃかっこよかった。全てが。




手、おっきかったなぁ…

背、高かったし。




髪の毛さらっさらで、肌、めっちゃきれいで、



目、なんか、吸い込まれそうやった…


思い出しただけで、

口角が上がっちゃう。


アラームをセットして、

わたしはそっと目を閉じる。







拓哉、もう寝たかな。



…あれ、なんで拓哉のこと考えちゃうんかな




もう、


よくわからん…





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