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2021/08/24

第4話

扉の先は
???「あの、貴女は」

鬼姫『ハッ!』

鬼姫「す、すみません」

鬼姫「火の玉を追いかけていたら、いつの間にかここに来てしまって」

???「火の玉?」 

???「嗚呼!先程急に入ってきた鬼火達のことですか」

鬼姫「はい、多分その子達かと」

鬼姫『あの子達、鬼火だったんだ!』

???「成程、では鬼火が気になって追いかけてきたと」

鬼姫「はい」

鬼姫「なにかの声が聞こえて目を開けたら鬼火達がいて」

鬼姫「「ついてきて」「おいで」って言っていたのでここまでついてきたんです」

???「鬼火達の声が聞こえたんですか?」

鬼姫「はい、最初は私も火の玉が喋るなんて思ってなかったんですけど」

???『嘘はついていないようですね』

???『そもそもアレが鬼火だと知ったのは、先程の私の発言からのようですし』

???『危害などを起こす様子はありませんし』

???『ですが鬼火の声が聞こえるのは些か興味深いですね死んでいるからでしょうか?

???『鬼火達が「ついてきて」「おいで」と、ふむ』

???『とにかく亡者のようなので、何方なのかを知らなければなりませんね』

???「そうでしたか」

???「あの、良ければお名前をお教え願えませんか?」

???「私は、鬼灯と言います」

鬼姫「鬼灯さん……、」

鬼姫「私は、鬼姫」

鬼姫「彼岸花鬼姫と言います」

鬼灯「彼岸花さんですか」

鬼灯「彼岸花さん一つお聞きしたい事があるんですが」

鬼灯「貴女はここが何処かわかりますか?」

鬼姫「えっと、予測でしかないのですけど」

鬼姫「私は多分もう死んでいますし」

鬼姫「ここに来るときに聞いた人間の断末魔や」

鬼姫「鬼灯さん達の見た目から」

鬼姫「私はここを“地獄”だと思っています」

鬼灯「はい、そうですよ」

鬼灯「ここは地獄です」

鬼灯「そしてここは地獄にある閻魔殿です」

鬼姫「閻魔殿!?て、ことはもしかして」

鬼姫「鬼灯さんの後ろにいる方が閻魔大王様?」

鬼灯「はい、そうですよ」

閻魔「そうだよ〜」


ガァンッ

閻魔様が私に手を振った瞬間、鬼灯さんが金棒を閻魔様めがけて投げた

閻魔様は避けたけど後ろの壁に金棒が突き刺さっている


鬼姫『ビクッ』

鬼姫『だ、大丈夫なのかしら』

鬼灯『彼岸花さんがどのような方なのかまだ調べてもいないのに』

鬼灯『彼岸花さんが地獄行きか天国行きか決める前に好印象を与えてこの阿呆は』 

鬼灯「すみません」

鬼姫「い、いえ」

鬼姫「あの、大丈夫ですか?」

閻魔「ん?大丈夫大丈b」

 
ガァンッ

また鬼灯さんが閻魔様めがけて金棒を投げた

今度は閻魔様の顔面に直撃している


鬼姫「え、え」

鬼姫「だ、大丈夫なんですか」

鬼灯「大丈夫ですよ、もう死んでいるので」

鬼姫「し、死んで、そうですか」

鬼姫『死んてるか…』

鬼姫『!いやいや、そういう問題なの?』

鬼姫『痛みとかは感じないの?』

鬼姫『なんにせよ絵がダメ』

鬼灯『あの反応、死んだばかりだから混乱してるんでしょうか』

鬼灯『少々悪いことをしてしまいましたね』

鬼灯「……、」

鬼灯「彼岸花さん」

鬼姫「?はい何でしょう?」

鬼灯「ここに来てしまったのは仕方ありません」

鬼灯「ですか、決まりは決まり」

鬼灯「貴女には今から地獄の裁判にかけさせて頂きます」

鬼姫「は、はい」

鬼姫『地獄の裁判って一体どんな』

鬼姫『私、悪い事してないわよね』

鬼灯「大王」

鬼灯「彼岸花さんの裁判を此処から始めてもよろしいですか」

閻魔「僕はそれで構わないよ」

鬼灯「それでは始めましょう」