第6話

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2021/07/11 07:13



家に着いて…





(なまえ)
あなた
散らかってるけど、上がって?
樹
お邪魔します…






バタッ…






もう限界…






ソファーに倒れ込んだ…






樹
ちょっと…あなた
血、ソファーに付いちゃうよ?
(なまえ)
あなた
うーん…もうダメ。限界…
樹
あーもうー。
消毒液無いの?
(なまえ)
あなた
あっちー
樹
はぁー…



私が、チェストを指さすと樹は、溜め息をつきながらも、チェストを開けて、消毒液を持って来てくれた





(なまえ)
あなた
痛い!!痛い!!
樹
ちょっと我慢しろって!!
(なまえ)
あなた
痛いーーー!!
樹
もうちょっとだから
(なまえ)
あなた
樹、優しくしてよー
樹
俺、めっちゃ優しいと思うけど?
(なまえ)
あなた
痛いもん
樹
そりゃ血出てるから痛いに決まってんじゃん
(なまえ)
あなた
じゅ…り…
樹
ん?どーした?
(なまえ)
あなた
なんでもない…
樹
もうわけわかんねーな。お前




樹は、血が出たとこを手当して絆創膏も貼ってくれた






樹
これで、いい?
疲れたー
(なまえ)
あなた
ありがと
あ、喉乾いたー
樹
じゃー冷蔵庫開けるよ?
(なまえ)
あなた
どうぞー
樹
水でいいー?
(なまえ)
あなた
いいよー
樹
はい。
(なまえ)
あなた
ありがと









酔ってるからか、開かない…










私の手元のペットボトルを取り




開けてくれた






樹
めっちゃ酔ってんじゃん…
(なまえ)
あなた
うーん…
(なまえ)
あなた
もう…飲めない…
樹
もう…




酔って意識が朦朧とする中





唇と唇が触れたと思ったら





口の中に水が、流れ込んで来た…






(なまえ)
あなた
んっ…はぁ…
樹
まだ飲む?
(なまえ)
あなた
うん…





何度も、繰り返した…







気付けば、舌を絡み合わせ






甘い吐息だけが、部屋に響いていた






(なまえ)
あなた
じゅり…しよ?





彼にもこんな大胆なこと言ったことない…





酔ってるから?





お酒って凄い…








気付けばさらにキスが深まり






樹のカラダを求めてた








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