家に着いて…
バタッ…
もう限界…
ソファーに倒れ込んだ…
私が、チェストを指さすと樹は、溜め息をつきながらも、チェストを開けて、消毒液を持って来てくれた
樹は、血が出たとこを手当して絆創膏も貼ってくれた
酔ってるからか、開かない…
私の手元のペットボトルを取り
開けてくれた
酔って意識が朦朧とする中
唇と唇が触れたと思ったら
口の中に水が、流れ込んで来た…
何度も、繰り返した…
気付けば、舌を絡み合わせ
甘い吐息だけが、部屋に響いていた
彼にもこんな大胆なこと言ったことない…
酔ってるから?
お酒って凄い…
気付けばさらにキスが深まり
樹のカラダを求めてた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。