第10話

635
2019/08/12 11:51
急な知らせだった。
俺は授業中、鈴木先生に呼び出された。
俺なんかした?
シルク
シルク
先生、俺なんかしましたか?
先生
先生
違う。
先生
先生
お兄さんが倒れた。
シルク
シルク
え…?
シルク
シルク
兄貴がっ!?
先生
先生
あぁ…。
気づいた時には涙がボロボロこぼれ落ちていた。
先生
先生
シルク、大丈夫か?
シルク
シルク
…………
先生
先生
大丈夫なわけないよな…ついてこい。
シルク
シルク
はいっ…
俺は、車に乗せられ、病院に着いた。
玄関には母さんがいた。
関西弁をぶちかます母さんの姿はなく、弱そうに見えた。
シルク
シルク
母さんっ…
母さん
母さん
シルク、、、、
シルク
シルク
兄貴は?
母さん
母さん
今、お医者さん達が頑張ってくれてるわ。
シルク
シルク
そうか…
シルク
シルク
母さんは休んでて。俺が行く。
母さん
母さん
ええ…
中では十数人のお医者さん達が心臓マッサージをしていた。
その時だった。
お医者さん
お医者さん
戻った…!
お医者さん
お医者さん
AED!
お医者さん
お医者さん
早く!
あれから、兄貴の状態は落ち着き、ICUに送られた。
お医者さん
お医者さん
もうお兄さんは大丈夫です。
シルク
シルク
ありがとうございました。
お医者さん
お医者さん
いいえ。
そのあとすぐにあなたが来た。
あなた

シルクー!

シルク
シルク
あなたっ!
gyu❤️
シルク
シルク
あなた?なにしてんの?
あなた

…慰めてるの。

あなた

辛かったよね…

シルク
シルク
ありがと。
あなた

ううん。

そう言ってあなたは俺を離した。
ずっと抱きしめて欲しかったな〜だなんてことは秘密な。

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