第5話

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2019/08/07 01:29
キーンコーンカーンコーン♪
先生
先生
はーい。着席〜
先生
先生
起立、礼、おはようございます。
先生
先生
今日は、1人転校生が来ている。
みんな
ぞわぞわぞわぞわ…
先生
先生
入ってきてー
あなた

(  ˙-˙  )

おい、マジか。めっちゃ緊張してるw
先生
先生
名前。とその他諸々。
あなた

佐々木あなたです。シルクと幼馴染です。

みんな
えーーーー!?
あなた

えーと、前は神奈川県に住んでいました。

あなた

お父さんは、2年前に事故死して、お母さんと2人で生活しています。

あなた

けど、お母さんは仕事でいつも家にいないので、いっぱい遊んでください。

あなた

部活はバスケ部に入ります。

あなた

よろしくお願いします。

みんな
👏🏻
先生
先生
👏
先生
先生
じゃあ、佐々木はシルクの横。
あなた

はい。

先生
先生
で、今年の学級委員長はシルクだ。
みんな
えー…!?
みんな
はぁっ?
先生
先生
静かに。
先生
先生
シルクは放課後、佐々木を校内案内してから部活に行くように。
シルク
シルク
はい。
先生
先生
じゃあ解散。
みんな
あぁー部活行こー
あなたのお父さん亡くなってたのか…
めちゃめちゃいい人だったのにな…
あなたも辛かっただろうに…
あなた

シルク?どうしたの?そんな重々しい顔して。

シルク
シルク
ん…?いや、ちょっとな。行こうか。
あなた

うん。よろしく。

色々回ったけど、どうしても、新しいコーチのことが頭に浮かんだ。
あなた

ここ、終点?

シルク
シルク
あぁ。
あなた

じゃあ、ありがとう。バイバイ。

シルク
シルク
まって、1人で帰れんの?
あなた

あ、無理だ。

シルク
シルク
じゃあ待ってて。
あなた

うん。

部活に行くと、もう始まっていた。
先生は辞め、俺が部長だってことは知っているようだった。
先生
先生
新しいコーチだ。
そう言って、入ってきた人は、日光でよく見えなかったけど、
絶対カッコいい人で、筋肉もあって、いい人そうだった。
よく顔が見えてきて、驚いた。
シルク
シルク
兄貴!?
なんで、兄貴が、コーチなんて引き受けたんだっ…!?

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