第20話

✨病気✨
914
2018/11/15 10:47
あなた

先生!ユンギが!

先生
先生
ユンギ君?!返事できる?!
あなた

できないんです!

先生
先生
病院につれていきましょう!
あなた

ついていきます!

―そして病院に到着―




病院の先生が言うに、
ユンギは強いストレスや恐怖を感じた時、
過呼吸になったり、他の症状がでたりするらしい。






私もユンギから病気のことは聞いていたけど、しっかりしたことはわからなかった。
ただ私の勘だった。初対面の人とか、女子と会ったときのユンギは何かが違うかったから。
先生
先生
あなたちゃん!あなたちゃーん!
あなた

あっはい!

先生
先生
先生戻らなくちゃならなくて...
あなたちゃん。ユンギ君が目を覚ましたら学校まで連絡してくれる?
あなた

わかりました!

先生
先生
ごめんね...それじゃあ!




ロビーで先生と別れた。



あなた

ユンギの病室へ行かなきゃ...
どこだろう?

病室がわからないので受付で聞いてきた。
あなた

ユンギはC棟の309号室...




あっここか...

[ガラガラッ]




ユンギはまだ眠っている。
あなた

薬のせいかな?

[コンコン]
病院の先生
病院の先生
失礼します。
あなた

あっ...はい。

病院の先生
病院の先生
ミン ユンギさんのことなのですが...
1週間は入院していただかないといけません。
病院の先生
病院の先生
衣類やその他必要なものなどを家から持ってきてください。
あなた

そうですか...わかりました。

病院の先生
病院の先生
それでは失礼します。
入院か...
あなた

ユンギ...私がいるからね...

そう言ってユンギの頭を撫でた。





そうだ...このことホソク君に伝えなきゃ
[プルルルプルルル]
ホソク
ホソク
はい!
あなた

あっもしもしあなたです

ホソク
ホソク
おー!あなたヌナ!

どうしたんですか?
あなた

ちょっとユンギが倒れちゃって...
これから1週間入院しなきゃいけないみたいなの。

ホソク
ホソク
嘘でしょ?!まさかヒョンのあの病気で?
あなた

そう。ごめんなさい...

ホソク
ホソク
あなたヌナも、ユンギヒョンも悪くありません!誰か関わってるんですね?
あなた

うん。部活のマネージャーさんたち

ホソク
ホソク
とりあえず事情は把握しました。
衣類とかいるもの持っていきますね!
あなた

ありがとう!ここはB大学病院で、ユンギの病室はC棟の309号室だから!

ホソク
ホソク
わかりました!すぐ向かいます!



ありがとう。ホソク君。








ベットで寝てるユンギを見た。
あなた

なんで...
いつもこうなるの...😭





守れなかった。助けられなかった。
自分が一緒にいてたら...





そんな言葉だけが頭の中をよぎる。




ユンギの寝てるベットの布団の上で大泣きした。



―約30分後―
ホソク
ホソク
あなたヌナ!お待たせしました!
持ってきましたよ!
あなた

ありがとうホソク君!

ホソク
ホソク
あなたヌナ。自分ばっかり責めないでください!あなたヌナは何も悪くありません。
あなた

ごめんね...ありがとう。

溢れ出しそうな涙を必死でこらえた。
ホソク
ホソク
それでは失礼します!
あっ...でも僕学校があってここに来れないのであなたヌナにお願いしてもいいですか?
あなた

もちろん!まかせて!

ホソク
ホソク
ありがとうございます!
あなた

うん!

ホソク
ホソク
それでは!





ホソク君が帰ったあと、持ってきてくれた
服や生活用品を収納していた。



すると...
ユンギ
ユンギ
んんー
あなた

ユンギ?大丈夫?

ユンギ
ユンギ
あなた...ここどこ?
あなた

ここは病院。1週間入院だよ

ユンギ
ユンギ
そっか...
あなた

大丈夫!私がいるから!
学校休むよ!

ユンギ
ユンギ
なんか...

ごめんな...😢
あなた

えっ...

それは、ユンギが初めて私に見せた涙だった。
あなた

大丈夫だから...

そう言ってユンギをハグすると
ユンギはずっと泣いてきた。
ごめんな...ごめんな...って
あなた

ごめん...ちょっとトイレ行ってくるね!









そう言って駆け込んだトイレで私も大泣きした。

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