どうしたんだよ,急に
(今話すべきか...話したら私が見えるって事バラスことになる...でも)
どうした?
ごめん,急に呼び止めて
いや,で?話って?
夏目君,妖が見えるって本当?
?!...なんでそう思ったの?
耳をすませばいつも夏目君の話題が出てるもの。今もそう...あちこちから聞こえてくる
妖達の声が...
君は...妖怪が見えるのか?
見える,触れる。モゴモゴした感じじゃなくて,しっかりとね
モゴモゴ?
えぇ,余りよく見えないことを私はそう言うのだけれど…
あぁ,俺達はそうゆう風に言わないから
そう
で,本題に戻るけど…
あぁ俺は妖怪が見えるかって事だよな
えぇ
見える。実際に触れることもできるし,会話することもできる
...(やっぱり)
それがどうかしたのか?
貴方に助けを求めてる妖怪達がいるの。
俺に助けを?
えぇ,あいつら
あぁ,あいつらか...後で聞いてみるよ
そう...じゃあ私は帰るね
ありがとうな
は?
俺にわざわざ危険をおかしてまで教えてくれて
別に...私は
お前って実は結構優しいんだな
はぁ?
初めて会った時は「なんだあいつ」としか思ってなかったけど...
今は印象がガラッと変わったよ
何それ…(ボソッ)
これからよろしくな,神楽坂
私は互いに干渉する気は無い。
そうか…
でも...妖が関係することなら話してもいい
ありがとう
おい夏目
あ,先生
...猫が...喋った
ん?なんだこの娘は
彼女は今日転校してきた神楽坂だ
興味無いな
て言うか...先生
どした夏目,鬼みたいな顔してるぞ
俺以外の人がいる時に喋るなとあれほど言ってるだろ!
あ……
今日の晩飯はエビフライみたいだけど…今日はやらん
な?!なにー!!
まぁまぁ,猫ちゃんが妖ってことは見てわかったから...その辺にして置いてあげて
(`-`)ムスッ...次は無いぞ先生...
了解した。で?今日のエビフライは私に1尾くれるのか?
(´Д`)ハァ…仕方ない
(〃艸〃)ムフッ今日のオカズはエビフライ〜♪
余りはしゃぐな!
(*´∀`*)'`'`'`
ん?
ゴメン,面白くって
そうか?
えぇ,とっても面白い
夏目,夕飯の時間だ。そろそろ帰るぞ
あぁ,じゃあまた明日な
また明日
そうして神楽坂とは別れた...
«帰り道»
おい夏目
なんだ先生?
あの娘...どの辺に住んでるんだ?
さぁ,詳しくは知らないけど神社の近くじゃないのか?
(ಕಒಕ)ウム…あの辺は余り良くない妖共が住み着いてるからな...
え?そうなのか
まぁ私もあの辺はたまにパトロールしているし,問題無かろう
そうか…
ん,どした。何か心配事でもあるのか?
いや,別にないけど…
じゃあ急げ,エビフライが無くなってしまう
(´Д`)ハァ…先生の頭にはエビフライしか無いのか...
先生が言ってたいことは少し気になるけど…神楽坂の事だ何かあればきっと俺に相談してくれるだろう…
この時はそう思っていた…だけど…あの事件が起こるとは誰にも分からなかった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ε-(´ω`;)フゥ……やっと着いた
(結構遠いんだよな…まぁその分安かったからいいんだけど)
夕飯の支度しよ
㌧㌧
はい,どちら様ですか
すみません,こんな時間に失礼します
実は貴方様にお願いがあって来たのです
どうか我らをお助けください
...話だけ聞いてやろう,やるかやらないかはそれからだ
ありがとうございます!
まぁ中に入んな
失礼します!
で?
我らは西の山に住んでいるものです。
所がある日東の山から大妖が「この山は我らが貰い受ける」とか言い出しまして...
元々東の山とは昔から中が良かったわけではないのですが…我らの主が他界してから東の山の奴らがここまで来て悪さをするようになったのです。
それで我々は妖力の強い貴方様に東の山の妖達を追っ払って欲しいのです。
どうかお願い致します。
悪さって…どんなの?
川の魚を全て取り尽くしたり...
我らの巣や,木の実などを横取りするのです。
...そう...わかった,1度私が話してみよう
.*・゚(*º∀º*).゚・*.
ただし,私は追っ払うのでは無くて,話し合うだけ...結果は後で教えるから,来週また来なさい
ありがとうございます!
今日はもう帰りなさい…夜も遅い
はい,では失礼します
パタン
(´Д`)ハァ…(さてと…)
仕事に移りますか
続く
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