第5話

浮気④
5,075
2019/04/03 12:04
【V × 《Jimin】× jungkook》

V: 『』
Jimin: 「」
jungkook: 〔〕

前回の続きからです☺︎
ハジメテの方は①・②・③からどうぞ\( ˆ ˆ )/♡

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「…ん、」

目を開くと、そこはいつもの寝室だった。




パジャマに着替えられているし、ベッドにパジャマ以外で寝させないてひょんあの事だから、きっと着替えさせてくれたんだろう。



「…いない。」

左側でいつも寝ているてひょんあは、やはりいなかった。


喉が乾き、キッチンに行って水を飲もうかと思い、部屋を出た。















真っ暗な廊下を進み、きぃ、と音をたてて扉を開ける。

きゅ、とレバーを上にあげ、コップに水を注いだ。



「…てひょんあも飲むかな、」

2つのコップに水を注ぎ、きっとリビングにいるだろう、てひょんあの元へ向かった。





















[…じみな、がーーーーーーー、!!]

[でも、ーーーーーー、??!]

[しょうがないだろーーーーなんだから、]

[ーーーーーー!!!]





キッチンで、てひょんあの怒った声が聞こえると思えば、もう1つの声。



「…ぐく?」

まだぐくがいるのか?
もう夜の10時になりそうなのに??

聞いちゃいけないこと…なのかな。
なぜてひょんあもぐくも怒っているのか分からない。



そっと、扉に耳を当ててみる。



















『まぁ、でも…協力してくれてありがとな。』

〔別にいいですよ。ヒョン。〕


…ヒョン?

ぐくとてひょんあは元々知り合い?

じゃあさっきのあのよそよそしい態度は何?








頭の中をそんな疑問が駆け回る。
…水を注いだコップの存在も忘れて。



夢中で耳を澄ましていたから、

話に夢中になっていたから、




手からコップが滑り落ちた。




________!










きぃ、と目の前の扉が開く。



『…聞いてたの、?』

僕の目の前にいるいつもの優しいてひょんあは、もう、何処にもいなかった。


……To be continued
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