正門side
大晴が急に甘えてきてニヤニヤが止まらない正門です。さっきから、誠也くんとこじけんとまさやがすごい睨んでくるんやけど…
リチャ「正門、気持ち悪いで」
正門「酷ないっすか!」
リチャ「めっちゃニヤニヤしてるから」
正門「この状況はニヤニヤしちゃうでしょ!」
リチャ「まあ、分からんでもないけど。とりあえず、大晴の荷物まとめといたから、落ち着いたら帰ろうか」
正門「誰の家にですか?」
リチャ「大晴家やで。大晴も自分家の方が落ち着くやろ?」
正門「そうですね。」
リチャ「まだ熱いな〜小島、冷えピタ貼り替えてあげて〜」
小島「はい!」
ペタッ
リチャ「ありがと」
小島「まっさん、ずるい」
正門「しゃあないやん。大晴からやもん」
小島「( ≖_≖)」
正門「何やその顔笑」
小島「嫌いやわ〜」
正門「え?酷ない?」
福本「ん〜ギュッ」
正門「可愛ええ〜(。´・ω・)ノ゙ナデナデ」
視線が痛いな笑
ガチャ
マネ「車、用意出来ました」
リチャ「ありがとな。でも、大晴寝てるしな〜佐野あたり、大晴のこと運べるか?」
佐野「はい!もちろんです!よいしょっ(お姫様抱っこする)」
正門「あっ…俺の大晴…」
末澤「お前のちゃうからな!」
佐野「僕のですから」
末澤「お前のでもない!」
小島「あっ、俺のっすよ」
末澤「いや、ない!」
リチャ「大晴は誰のでもないから。ほら、行くよ」
佐野「はーい!」
リチャ「末澤、荷物もってきてな。」
末澤「え?」
佐野「あっ、僕の荷物もお願いします!」
末澤「え?」
ガチャ
末澤「え?ちょっと待ってや!」
正門「頑張ってください!笑」
末澤「お前も手伝えや!」
ガチャ
キャンキャン吠えてる誠也くんを置いて、みんなでマネージャーさんの車に乗りに向かいました。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。