佐野side
大晴くんの部屋へ行って、ドアをノックしたけど返事がなくて、でもドアを開けてみたら大晴くんが机に伏せてて最初は寝てるだけだと思ったけど様子が変で、大晴くんの体に触れてみたら異常なほど暑くて、焦って、そこからはあんまり覚えてない。気づいたらリチャくんと一緒に病院へ来ていた。今は未だに目を覚まさない大晴くんが寝ているベッドの横で大晴くんの寝顔を見守ってる。
ガラガラガラ
小島「大晴は!?」
佐野「あっ、小島くん…」
関バリ組が焦った様子で病室に入ってきた。
末澤「大晴が倒れたって聞いたけど…」
佐野「まだ寝てます。」
なんか、みんなの顔を見たら安心して涙が勝手に溢れてきた。
正門「まさや、怖かったな〜」
佐野「僕、なんもしてあげられなかった😭」
正門「でも、見つけてくれたんやろ?まさやが見つけてくれなかったら、もっと大変なことになったかもしれないんやで?だから、ありがとな」
佐野「・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァン。まさかどくぅん😭」
正門「ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙」
末澤「佐野、ご飯食べに行くか?まだなんやろ?」
佐野「え?(。•́ωก̀。)」
末澤「それに、まさやがそんなに暗い顔しとったら大晴が目を覚ました時に心配しちゃうと思うで?だから、1回、外出ようや」
佐野「え?」
小島「まさや、行ってこや。大晴は、俺とまっさんで見とくから。」
正門「うん。まさやのためにも大晴のためにも。」
佐野「分かりました。じゃあ、お言葉に甘えて…」
末澤「おん!今日は俺の奢りや」
小島「ええな〜俺のも奢って〜」
末澤「お前は、さっき食べてたやろ!」
小島「え〜」
佐野「(*^艸^)クスクスw」
末澤「ほら、こいつらはほっといて行こうや!」
佐野「はい!」
ほんとにいいお兄ちゃんたちにかこまれてるな。でも、大晴くんには目が覚めたら怒ってやんないと!もっと自分の体を大事にしないとあかんからね!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!