大晴side
ピピピッピピピッ
んー、うるさいなぁ
朝、目覚めると体がすごい重く感じる。疲れかな?と思ったんだけど明らかに違う。誰かに抱きつかれている感触が…
大晴:え!?こじけん!?
健:んぅ
え?なんでなんで
そういや、昨日飲みに行って…お酒そんなに強くないのにいっぱい飲んだんやっけ?それで…そこからは全然覚えてないや…
大晴:こじけん、起きて!ユサユサ
健:んぅ〜
全然、起きひんしこいつ
大晴:おい!起きろ!((布団を剥ぐ
健:ふわぁ。大晴、起きたん?
大晴:アラームで起きたわ!
それより、昨日なにかあった?
健:大晴が酔いつぶれたから、連れて帰った
大晴:ごめん…全然記憶ない…
健:ええよ笑
かわいかったし。それより、風呂入ってき
昨日、入ってへんから
大晴:じゃあ、ありがたく借ります
健:着替え、俺のでええかな?
大晴:逆にええん?
健:俺は全然ええで
大晴:じゃあ、それもありがたくお借りします。
健:じゃあ、後で洗面所に置いとくから着てな
大晴:じゃあ、風呂お借りします。
健:はーい
こじけんのお言葉に甘えて風呂入ってきます。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。