大晴side
良規:大晴、起きて起きて!
大晴:んぅ?
良規:大丈夫?
大晴:あっ(//・_・//)カァ~ッ…
良規:どーした?顔真っ赤やで?熱上がった?
大晴:わからへん
良規:じゃあ、熱計って
大晴:んっ
ピピッピピッ
良規:ん、見せて?
だいぶ下がったやん
体温計を見せてもらったら、37.2度まで下がってた
良規:顔真っ赤やけどな
大晴:まっさんのせいやん((ボソッ
良規:ん?なんて?
大晴:なんでもない///
良規:まぁええや。俺ら、この後ラジオやから、あとはなんかあったらリチャくんか晶哉に言ってな
大晴:うん
ガチャ
晶哉:正門くん、もう時間じゃないですか?あとは任せてください!
良規:あっ、ほんまや。ありがとな。
じゃあ、任せたわ
晶哉:はい!行ってらっしゃい
良規:うん。いってきます。
大晴、お大事にな
大晴:うん。ありがと!
ガチャ
晶哉:大晴くん、正門くんに何もされてませんか?
大晴:えっなんで?
晶哉:だって、密室空間に大晴くんと2人きりですよ?何も無い方がおかしいじゃないですか
大晴:いや、なんで
晶哉:だって、大晴くん可愛いですもん
大晴:晶哉の方がかわええやん
晶哉:いや、ちゃいますやん。俺は最年少だからかわいいんでしょ?大晴くんはなんか違うんですよ。
大晴:自分がかわいいのは認めるんや笑
晶哉:かわええでしょ?笑
大晴:うん笑
かわええかわええ
晶哉:ほんとに思ってます?笑
大晴:思ってる。思ってる。笑
ガチャ
リチャ:大晴、調子はどう?
大晴:だいぶ良くなったで!
リチャ:うん笑
元気そうやな笑
大晴:うん!
リチャ:うるさい奴らはもうラジオ行ったから、リビング行こうか
大晴:うん!
晶哉:大丈夫ですか?歩けます?
大晴:俺の事なんだと思ってんねん!もう大丈夫だわ笑
晶哉:おんぶしましょうか?
大晴:だから大丈夫やって!
晶哉:それともお姫様抱っこ?
大晴:だから、ええって笑
リチャ:大晴、こいつうるさいから、してあげて笑
大晴:じゃあ、おんぶで
晶哉:やったぁ。はい!乗ってください!
大晴:ありがと笑
晶哉:よいっしょっと
こうして俺は、なぜか晶哉の背中に乗ってリビングへ行くことになった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。