晶哉side
大晴:どういうこと?
戸惑ってる。そりゃそうだよな。いきなりこんなこと言われたら戸惑うよな。
晶哉:大晴くんの 好きなんです!
大晴:俺も好きだよ?
晶哉:ちゃう…こういうことです。
チュ
大晴:え?
抑えきれずキスしてしまった。どーしよ。これは完全に嫌われたな。
晶哉:ごめんなさい…今のは忘れてください!
そう言って部屋を出ようとすると
大晴:待って!
晶哉:え?
大晴:ごめん。今はまさやをそういう風には見れへん。けど、ありがとう。伝えてくれて。これからも普通に接してくれたら嬉しいな。
嫌われて当然のことしたのになんでこんなに優しく受け止めてくれるの…
大晴:まさや?なんで泣いてるん?
いつの間にか僕は泣いていたみたい。
晶哉:大晴くん…ごめんなさい…
大晴:ん?なんで謝るん?
晶哉:僕、嫌われて当然のことしたのにっ…
大晴:嬉しかったで?ただ、まさかファーストキスがまさやになるとは思ってへんかったわ〜
晶哉:うわぁぁぁ//////
大晴:(。・ω・〃)ゝエヘ♪
晶哉:ごめんなざぁぁい
大晴:泣き止んでや笑
チュ
晶哉:え?
いま、何された?
大晴:お礼のキス!ありがとう(*^^*)
晶哉:だぁいぜいくんぅぅ(இДஇ )
大晴:ギュー(つ・ω・(-ω-*)ヨシヨシ
プルルルップルルルッ
大晴:あ、ごめん。恭平から電話かかってきたわ
恭平くん、タイミングわる!今、いいとこだったのに!やっぱ、嫌いやわ〜
晶哉:あれ?出ないの?
大晴:後で掛け直す。今はまさやの方が大事やから
晶哉:キュ━(*´ ェ ` *)━ン。
大晴:どうしたん?((首傾げ
晶哉:(///ω///)♡
これからもこの無自覚天使に振り回されそうです。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。