正門side
小島「大晴、大丈夫かな…ウロウロ」
正門「こじけん、落ち着けって」
さっきからこじけんがウロウロしてて落ち着かない。まあ、俺も不安で仕方ないけど。今まで、こんなこと無かったから。
プルルルップルルルッ
小島「ん?あっ、大晴からや!」
正門「スピーカーにして!」
小島「了解!」
ピッ
小島「もしもし〜大晴、今、どこおるん?」
?「君たちの大事な大晴くんは僕らが預かってますよ〜」
門ビバ「は?」
?「大晴くんを傷つけられたくなかったら、メンバー全員で〇✕倉庫来い。警察には絶対言うなよ」
正門「ちょっと待て!お前らの目的はっ」
ピッ
小島「あっ、切られた…」
正門「とりあえず、誠也くんに連絡して!」
小島「うん!」
正門「車用意するから、誠也くんたちに戻ってくるように言って!」
小島「了解!」
今世紀最大に焦ってる。でも、メンバー誰1人傷つけたくない。その一心で車を用意しに行った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!