福本side
今日は、久しぶりに福井くん家に遊びに行く。久しぶりだから、ちょっと緊張するな〜。
あっ、着いた。
ピンポーン
福井『はーい!あっ、大晴。ちょっと待っててな〜』
福本「はーい」
ガチャ
福井「いらっしゃい」
福本「お邪魔します。」
こうちゃん家は相変わらず綺麗にされてた。
福本「やっぱり、こうちゃん家は落ち着くな〜」
福井「ありがと笑 今日は、家族が旅行に行ってていないから、ゆっくりしてってや〜」
福本「え?こうちゃんは行かなくてよかったん?」
福井「まあ、大晴といる時間の方が大切やし?」
福本「え?なにそれ笑 ちょっときゅんってした!」
福井「はいはい笑」
福本「それより、相変わらず綺麗やね。うちは、散らかってるもん笑」
福井「それは、大晴が散らかしてるんちゃう?」
福本「うっ…」
福井「図星かい笑」
福本「うっさいな〜最近、片付けれるようになったもん!(๑˘・з・˘)むぅ」
福井「はいはい笑」
やっぱり、こうやって、こうちゃんと言い合ってるのが1番楽しいし、癒される。
福本「こうちゃ〜ん ギュッ」
福井「もうなに笑 暑いって〜」
口では嫌がりつつ、抱き締め返してくれる。だから、嫌いになれへん。
福井「大晴、誘ってる?笑」
福本「はあ!?」
福井「冗談冗談。かわええからつい笑」
福本「もう////まあ、こうちゃんなら何されてもええかな〜」
福井「それ、いろんな人に言ってるんちゃう?笑」
福本「んー、言ってるかも」
福井「あかんで。そんなこと言っちゃ。本気にしちゃうから」
福本「ん?」
福井「チュッ」
え?今、こうちゃんにキスされた?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。