福本side
着替え終わったで〜
ちなみに今の格好はいわゆる量産型って言われるやつやな。メイクも動画を見ながら頑張ったで〜
では、早速行きますか!
コンコン
福本「誠也くん、入りますよ〜」
返事はないな。やっぱり寝てるのかな?
ガチャ
うん。やっぱり寝てる。
リアクションを撮るために小型カメラをセッティングしますか!起こさないようにっと。
よし!出来た!起こしていきますか!
福本「誠也くん、起きてください!もうすぐお昼ですよ!」
末澤「ふわぁ〜」
あっ、起きた。さあ、ファーストリアクションは!?
末澤「え?だれ?」
あれ?俺だと気づいてない感じ?
福本「大晴ですよ!」
末澤「え!大晴?どーしたん?その格好」
福本「変ですか?僕、女の子になりたくて…頑張ってメイクしてみたんですけど…やっぱり、変ですよね…」
末澤「いや、めっちゃかわええけど…女の子になりたいってどーいうことなん?マネージャーさんに言った?」
やっぱりそれか笑
福本「いや、まだですけど。1番に誠也くんに見せたくて…ダメですか?」
末澤「いや、ダメちゃうけど…ギュッ あかん!可愛すぎ!その格好、誰にも見せたくない!」
福本「えっ////」
ちょっとキュンってした////やっぱり、聖夜様はかっこええなぁ////
末澤「人の趣味をどーこう言うつもりは無いで。だって、女の子になっても大晴は大晴だから。でもな、その格好は可愛すぎてあかん!俺だけのものにしたい!」
福本「えっ///ちょっと待って///」
これ、いつネタばらししたらいいんだ?完全にタイミング失った…
末澤「なあ、その格好を俺と2人きりの時に見せたってことはどーいうこと分かってる?」
福本「え?」
末澤「こういうことやで?」
えーーー押し倒されたんやけど!これ、どーするのが正解なん!?
福本「誠也くん、待って///」
末澤「あかん…その顔そそるわ〜チュッ」
福本「んっ///」
今、誠也くんにキスされた?
俺、これからどーなっちゃうの〜!!!!
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次、裏入ります
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!