前の話
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私がこの中学校に来た理由は2つ。制服可愛かっ
たからと、近かったから。だからわざわざ勉強
を頑張り試験も無事合格した。知ってる人はい
なかった。でも楽しめる気はした。自己紹介の時
私は「アニメとホラゲが好き」と言った。すると
同じ人が5、6人いた。その中の1人は物凄くヲタ
クだった。ELLYと言う名前らしい。気があった。
LINE繋げた。「今度日曜アニメイト行こ!」と誘
われた。私は初めて会った友達とここまで上手
くやれるとは思っていなかった。勿論返事はOK
にした。
当日2人で○○駅まで電車で行った。そして推し
を書い、昼食も取り、5時間くらい遊んだので帰
ることに。私は迎えが来てたのでそれで帰ろう
としてた。でもELLYはお母さんの職場が近くだ
ったらしく、そこに帰ることになった。駅まで
徒歩だと1時間くらいかかる。それは可哀想なの
で車で送る事に。 駅に着き下ろそうと思ったそ
の時ELLYは言った。「ここ、裏ですよ?」呆れた
様な喋り方だった。送ってやったのにそれはね
ぇだろ…表まで徒歩1分くらいなんだから歩け
よ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。