第16話

🐍✧‧˚✧‧☪·̩͙ XV

4,086

2021/04/20 17:23

































先生は静かに息絶えた。

あなた

あ.......え、、？

セブルス・スネイプ

....................

あなた

なん.....で.......？












どうしてスネイプが.......












スネイプがダンブルドアを.............

あなた

何故、あなたがここに.......

セブルス・スネイプ

............貴様らの監視だ。

セブルス・スネイプ

吾輩の仕事はこれで終わった。

セブルス・スネイプ

吾輩は戻る。貴様らは.............勝手にしろ。ついてくるか、ついてこないか。

ドラコ･マルフォイ

あ...........スネイプｯ......

セブルス・スネイプ

何だドラコ。

ドラコ･マルフォイ

いや.....何でも、ない.......

あなた

............とりあえず、出よう？ドラコ.......






これで私たちはこれ以上城にはいられない。








出てこないけど知っている。







お姉ちゃんが来てる。







ハリーを抑えてる。


【私たちは先に戻るね】




【また後で合流しよう】










私とお姉ちゃんだけが見えるように魔法を使って書いた。









ふわふわと文字が宙を漂う。

あなた

.............ついて行きます

セブルス・スネイプ

.............勝手に付いて来い。

ドラコ･マルフォイ

.............どこへ？









とりあえずドラコは無視され、城から出る。

ドラコ･マルフォイ

スネイプ！どこへ.......ｯ

セブルス・スネイプ

五月蝿い。黙って吾輩につかまれ。







恐る恐るスネイプの腕に手を置く。
















姿表しで飛んできたここは.............

あなた

どこ？

セブルス・スネイプ

...........吾輩の家だ。他人を入れるなど気に入らんが........特別だ。

ドラコ･マルフォイ

何故、、、？

セブルス・スネイプ

貴様らと話をするためだ。吾輩の家はあの方も場所を知らない。ここには誰も来られない。

セブルス・スネイプ

貴様らの話を聞こう。

あなた

話って.......

あなた

何を、でしょうか、、

セブルス・スネイプ

決まっているだろう？貴様らの計画だ。ダンブルドアの殺害に失敗した貴様らの価値はあの方からすればほぼゼロだ。

セブルス・スネイプ

貴様らはこれからどうする。デス･イーターに戻る選択肢はないだろう？

あなた

もちろんありません.......

ドラコ･マルフォイ

でもこのまま2人で逃げても.......見つかれば僕らは殺される。

セブルス・スネイプ

そうだ。だがだからと言ってこの家に貴様らを匿うほど吾輩はお人好しではない。






今日は珍しくよく話すな、と思いながら考える。

あなた

私は.......1つずっと前から思っていたことがあります。もちろん実現はほぼ0ですが.......

セブルス・スネイプ

何だ。言ってみろ。

あなた

先生は好きでデス･イーターをしている訳じゃないですよね？






一瞬哀しい表情になり、すぐに戻った。





スネイプは自分のことを話してくれない。

セブルス・スネイプ

........貴様に関係は無い。踏み込むな。

あなた

私とドラコは当然したくありません。きっとルシウスさんも..............

あなた

お姉ちゃん、は、分からないけど、、、

あなた

無理やりデス･イーターをしている人は沢山いますよね。

ドラコ･マルフォイ

...........父上は僕たちのためにしている。

あなた

やっぱり.......

セブルス・スネイプ

...........それでどうすると？

あなた

あの方を.......







小さく息を吸い、2人を見つめる。

あなた

ヴォルデモートを、殺す、...........

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第17話 🐍✧‧˚✧‧☪·̩͙ XVI

にせき

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。