バタンッ、
松村side
どういうこと、?
俺なんかポリスさんにしたっけ?
ダメだ、分からない、
ずっとずっとそうだった。
昔のことを思い出そうとする度に頭がいたんで、
もう考えないでおこうって思ってても考えてしまう、
ポリスさんは
「私の全てを奪った」
って言ってたけど…俺は何を奪った?
なんで昔のことを考えようとしたら頭が痛む?
そしてお母さんに会う度不安そうな顔をされるのは何故?
そして…
なんで俺のお父さんだけ苗字が違う?
分からない、
知りたい。
何があってどうなって今の俺になっているのか、
ジェシーside
北斗が楽屋を出てって30分ぐらいたったんだけど……
未だに帰ってきてません。
北斗は
って言って楽屋を出てったんだけど……
こんなに時間が経つことは無い…はず、
プルプルプルプル…📞
……みなさんお察しの良い方はわかると思います……
僕ジェシー同じメンバーの髙地優吾くんが好きです、
メンバーとしてももちろん恋愛感情としても……。
多分こーちは俺にそんな感情は持ってないと思う。
俺がひたらすらこーちのことが好きなんです。
こんなことメンバーには相談できない。
引かれちゃ嫌だし、
けど最近こーちのことが好きすぎて流石に1人でこの気持ちを抑えるのは厳しくなってきた、
誰か相談相手が欲しい、、。
樹に言おうかな、?
いや、でも無理だ。言えない。怖い。
そう言って笑って俺の腕を掴んでにこにこしているこーちをみて、
辛い。俺はこんなに思っているのに。こーちは俺の気持ちをわからずにこう腕を掴んだりして、
こーちの腕を振りほどいてしまった
みんなビックリしてる。
やっちゃった、
俺はこの場にいたくないから楽屋を出た
ドンッッ
そう言って俺は無我夢中で走っていった___
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。