第42話

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2021/05/01 12:19
私
…その名前を言わないで…っ、!!!
東條駿太
知ってたのか。
忘れてたかと思ったよ。
私
思い出したの。
東條駿太
なら話は早いな。
わざと松村北斗に近づこうと?
私
んなわけ…
東條駿太
まぁいいや。
本題はそこじゃない。
さぁ、教えてもらおうか?
東條駿太
なんで同一人物だと分かった。
私
知ってるのよ、
この前私に手紙が来た。
私はその手紙を駿太に渡した。
東條駿太
私はお前の母親を身代わりにし
おじさん夫婦を殺した。
次はお前とお前と一緒にいるやつだ。
東條駿太
…誰だよ、こんなの送ってきたやつ、
私
宛先名が書いてない。
東條駿太
不気味だな。
私
本当に。
…てか…なんできたの?
東條駿太
いやあなたに会いたくて?
私
あっそう、
東條駿太
てか思い出したんだな。
自分が松村北斗の妹だったって
私
古い記憶がある。
昔、
私の父は本当は違った
本当の父は松村北斗の父。
松村直樹。
けどお母さんとは私が6歳の時に離婚。
そして坂啓司と付き合った。
けどまた離婚…。
そしてあの事件へと繋がった、
お父さん…今よくよく考えると松村直樹の
嫁を取っては別れたりしてるな…。
なんか関係でもある、?
まぁいいか、。
東條駿太
松村直樹と坂啓司かぁ、
調べてみる価値がありそうだな。
私
なに?あんた弁護士とかでもしてる訳?
東條駿太
まぁこう見えて弁護士だよ。
私
え、!?
私
弁護士になったんだ、
東條駿太
まぁーね。
けど大したもんじゃないよ。
私
ふーん、
てかいつまでいるわけ?
東條駿太
なに?帰って欲しいの?
私
いや、もうちょっとで次の仕事だから。
東條駿太
そっかぁ、
それは帰らないとな。
んじゃ失礼しましたー。
また来るわ。
私
もう来なくて結構。
ガチャッ、
東條駿太
おっ、こんにちわ
??
こんにちは
東條駿太
ペコリ、
??
あの。今の話って本当ですか。
私
え、(振り返る)
私
ッ!?
松村北斗
本当、なんですか、?
私
…本当です、
松村北斗
俺とジャニーズポリスさんって兄弟だったんですか、?
俺のお父さんは坂啓司じゃないんですか、?
私
…落ち着いて……
松村北斗
落ち着けないですよ、、!
松村北斗
なんか忘れてたような気がしてた。
昔から、!! けど分からなかった。
親に聞いても何も教えてれなかった、!
松村北斗
ジャニーズポリスは僕がなにがあったかわかるんですか、?
もう。言ってやろう。
私
一つだけ確かなことは言えます。
松村北斗
…、?
私
貴方は私の全てを壊したっていうことだけ。

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