第12話

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2020/02/12 12:39
“どこに行く”とか決めたわけじゃなくてブラブラと

街を歩き回って気になるとこに寄っていた

途中で広々とした公園に出た

『わ、広い…』

與「ここ、綺麗やろ?俺のお気に入りの公園やねん笑」

『はい、綺麗です、、』

與「あ、!2人からなんやから敬語もさん付けも無しってゆーたろ?」

『あ、そうで…そうだったね笑』

與「ふふっ、それでええ笑」

與「3時かぁ…だいぶ歩いたな、あなたちゃん喉乾かへん?」

『喉渇いた、あ、そういえばそこの角に水売ってるとこ見たよ?』

與「ほんま!?」

『うん、買ってくるね?』

與「え?1人で大丈夫なん?」

『うん、大丈夫!すぐそこだし2週間もあるのに慣れなきゃだし笑』

與「そっか、気つけてな?すぐ帰って来るんやで、」

『うん、行ってきます』

さっき見た水売り場まで行き2本のペットボトル飲料水を買った

『あれ、私どの道から来たんだっけ…』

道が沢山あってどの道から来たのか覚えてなかった

『そうだ、真ちゃんに電話…うそ、⁉︎』

あいにくスマホは充電切れ、しかも道はわからない

『ま、迷子になっちゃったぁ…』

とりあえず近くの噴水のあるベンチに座った

『ど、どうしよ…真ちゃん…来てくれないかな…』

どうすることも出来ずかれこれ1時間以上は軽く超えている

『真ちゃんに会えなかったらどうしよう…』

その時、

與「……!あなた〜!どこにおるんや…」

『し、真ちゃん!?』

聞こえたハスキーボイスは真ちゃんに違いない

そう思い、声のする方へと歩いた

『真ちゃん!!』

與「あなた!?あなた!」

真ちゃんのおでこは汗びっしょりで走って探してくれんだと

申し訳なさが込み上げて来る

與「だから1人で大丈夫?ってきいたやろ!!」

今までにきいたことのないくらい大きな声で怒られた

そりゃ当然だでもなぜか一度出た涙は止まることを知らない

『ごめんなさい…グスン』

與「ほんま見つかって良かった…早よ帰るで、明日早いし」

『うん…』

そこからホテルまでの帰り道は一言も話さなかった

〜ホテル着〜

與「明日撮影やから、よろしくな、おやすみ」

『はい、おやすみなさい』

自分の部屋に入っても涙は止まらなかった

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