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第9話

8話
【治side】
杠……侑が自分から声かけるなんて珍しいのに、
なんや、凄い子やなぁ
でも、まさかバレー部のマネージャー希望って聞いた時は驚いた
ツムのやつ、絶対杠のこと好きやから嬉しいやろうなぁ
さっきだって、抱きついてたし。
欲しいもんがあったら、グイグイいくねんアイツ。
でも、俺は何となくそれを見て胸糞悪くなってしもうた
それで、いてもたってもいられなくなり
今水道で顔を洗っている
バシャバシャと顔に水を乱暴に押し当てる
治「プハツ…」
長い間水に顔を押し当てすぎて息が出来なくなっていた
俺は呼吸を忘れる程、アイツらのこと気になっとんか…
















くん!…宮くん? おーい、宮くーん!












トントン









治「ビクッ、誰や?」
考え込んで声をかけられても分からず、肩を叩かれてようやく気づいた
『あ、ごめんね。邪魔しちゃったかな?💦』
治「なんや、杠か。すまんな、考え事してた」
『何考えてたの?』
杠がドリンクを作りながら聞く
治「色々や」
まさか「お前のこと考えてた」なんて言えない
『そっかぁ、あんまり無理しないでね?』
治「おん」
優しいやつやなぁ。
転入したてで、不安もあるやろうに他人をきずかうなんて
俺だったら無理かもしれへん
『2人ともバレー部だったんだね、びっくりしちゃった(笑)』
治「そういえば、言ってなかったな」
『うん。でも、2人が同じ部活で心強い!』
治「それはおおきに」
(2人がいて心強い)…か。
いつか
(俺がいて心強い)になってくれへんかな







うわっ、俺なに考えとるんやろ
いつもの俺やないみたいや








『そういえば、さっき侑がね』
治「侑…?」
『あ、うん。そう呼んでって』
治「じゃあ、俺も治でええよ」
『あ、うん』
『…治』
治「おう、なんや(笑)」







うわ、めっちゃ嬉しい
名前呼びってこんな嬉しかったん?



























































俺…結構ヤバいかもしれへんな

これからは恋のライバルにもなってまうで、ツム