…確かに
イェソさんとドユン?さんが一緒にカフェに入ったから
ソクミン先輩は関係を疑ってイェソさんを外に出した
私とソクミン先輩が一緒にカフェにいたことは
疑わないの?昨日会釈しただけだけど。
私はドユンさんに「覚えときなよ」って言われたことしか
記憶に…ない
カフェの外で2人が何を話したかって、
ドユンさんとはどうゆう関係かを聞いたら
「友達みたいな人」って言われたらしい。
みたいな人、とは?
疑われたいのかな、そんな変な人いる?
でもそうやって曖昧に伝えるイェソさんの心理も気になる。もういっそ探偵する?(すな)
…私ならそんな思いさせないのに
どんな人かはわかる。
優しくて、人思いで、心が綺麗な人、
だと思ってる。
もし…うん、もしも付き合えたとして
私がソクミン先輩と別れたくなったとき、
それは容易ではないと感じた。
決して悪くないソクミン先輩の好意が
重く感じる日がくるのかな。
そんなこと考えている暇なんてないし、
ただ私は純粋にソクミン先輩のことを好きでいたい、
付き合ってわかることってたくさんあるよね?
そこで気づけばいいと思うの。
向かっているとミンギュ先輩を発見。
その隣にはソクミン先輩とミョンホ先輩。
こっちに気づいて歩いてくるから
私とソアは足を止めた。
手首を引かれて前に進む身体。
ふたりきりになれると思い嬉しくなったのもつかの間、
私は立ち止まった。
どんどん好きになるのもいつの間にか辛くなる
叶わないのに惹かれて、でも諦められなくて。
バカバカしいのに…でも好き
きゅっと再び手首に入る力。
さっきよりも早く進む足。
あぁ、今の言葉聞き取れなかった。
自分のこと「俺」呼びしてることしか
頭に入らなかったー…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。