あの日から、一週間が経った。
ソクミン先輩は学校で私を見つければ
名前を呼んで来てくれて、
頭を撫でてくれた。
私がソクミン先輩を見つければ
静かに近寄って制服の袖を引いて、
ソクミン先輩の名前を呼んだ。
うん、、そう、何も変わっていない日常。
今はバイト中。
放課後僕にくれないかな、って言われたけど
ソクミン先輩は忙しいみたい。
なんならミンギュ先輩との方が仲良くなってて。
クレープもパフェも土日に食べに行った。
上がりが早かったから夕食でも食べようと
ミンギュ先輩と街中を歩く。
綺麗な電飾が水溜まりに写ってて綺麗。
何も悪いことしてないのに
見つかった、って思っちゃうのなんでだろう。
ドユンさんお変わりなく…
イェソさんの事好きそうでなんか安心もしてる。
火花が散る寸前でミンギュ先輩からのストップ。
ミンギュ先輩を真ん中に
3人で腕を組んでファミレスまで歩く。
なんかドユンさんいい人そうなのに
イライラする←
私の事バカにするな!
とゆうか本当にもうすぐ彼氏なるのかな。
ドユンさんなんかデタラメ言ってそう(偏見)
でももしそうなら
ソクミン先輩と別れるのかな。
大丈夫…かな。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!