第24話

.
2,456
2021/02/13 02:57








俺はふと思いついた








もしかしたら姉ちゃんがいた所かもしれん、








昔、星月が姉ちゃんを怪我させた場所、









もう使ってない体育倉庫




もしかしたら、いるかもしれん、







そう考えたら俺はとまれんかった








走って走って走って走りまくって、


















とにかく早くあなたを見つけたかった、

















やっとのことで着いた体育倉庫は、鍵がしまっとった






中側に鍵がなくて、外からしかかけれへん








いつもなら鍵しまってへんねん、











絶対いるって、そう確信したときは









早く開けなきゃ、って俺の気持ちが余計焦った



き ょ う へ い
き ょ う へ い
あなた、!!!
.
.
恭平先輩、



そう涙目で呼ぶあなたを




抱きしめずにはいられんかった




き ょ う へ い
き ょ う へ い
ごめん、遅れた、、
.
.
いや、見つけてくれて、
.
.
ありがとうございます、!
き ょ う へ い
き ょ う へ い
怖かったやろ、?
.
.
少し、、、笑
き ょ う へ い
き ょ う へ い
ごめん、ごめんな、
.
.
なんで謝るんですか、??
.
.
先輩は悪くないのに、
き ょ う へ い
き ょ う へ い
でも、あなたに辛い思いさせた、
き ょ う へ い
き ょ う へ い
それが俺は許せないねん、
.
.
先輩、、




あなたを見つけられた喜びと同時に







なんでもっと早く教室行かなかったんやろって







後悔もうまれた、











今までそんなこと無かった、










姉ちゃんが怪我した時も



こんな感情にはならんかった






俺はそんだけ






それだけあなたが好きなんだって




改めて気づいた

プリ小説オーディオドラマ