第7話

企み
1,148
2023/10/25 17:43
あなたside
      家事をこなしているとお昼になっていた

   『そろそろお弁当を食べてるかな』って考えると

   『仲直りするのももうすぐだ』と思い嬉しくなる
             すると
ッガチャ    ドン!ドン!ドン!ドン!
     ミンギュと私以外入れないはずなのに
    誰かが入ってきてこっちに向かう音がした

  怖くなってドアからなるべく離れるとドアが開いた

            そこには

ミンギュ
ミンギュ
お前、ふざけるなよ
 今まで見たことない様な怒った顔をしたミンギュがいた
    急にそんなことを言われ固まってしまう
(なまえ)
あなた
、、え?なんのこと?
ミンギュ
ミンギュ
とぼけてんなよ
(なまえ)
あなた
本当に分からないよ、、、、
どうして怒ってるの?
ミンギュ
ミンギュ
あんなもの食えるか!!
ミンギュ
ミンギュ
汚いものわざわざ入れて!
(なまえ)
あなた
お、お弁当の話?
ミンギュ
ミンギュ
あぁーそうだよてか、それしかねーだろ
(なまえ)
あなた
おいしくなかった?
      朝早くから頑張って作ったものを
      ひどく言われてとても傷ついた。
ミンギュ
ミンギュ
お前本気で言ってんの?
あんなもの美味しいわけがねぇだろ
なに?俺への当てつけ?
こんなくだらないことして
(なまえ)
あなた
え?どうしてそんなこと、、
ミンギュ
ミンギュ
マジで最低な奴だな
お前、ハユンのこといろいろ言ってたけど
自分はどうなんだよ!
ミンギュ
ミンギュ
結婚したこと後悔するわ
    ミンギュの言ってることに頭がついていかず

         目の前が真っ白になった
       ガチャンと言うドアが閉まる音で
       ミンギュが外出したことを知った
      一瞬のことすぎて頭が追いつかない
    とにかく言われた言葉だけが頭の中で響いてる
(なまえ)
あなた
え、、え?、なに?、、なにが、、、
          『美味しくなかった?』
(なまえ)
あなた
でも、今までこれ好きだって
言ってくれたのだけを入れたし
       『髪の毛とか入ってたのかな?』
(なまえ)
あなた
いや、何度も汚いところがないかチェックした
   こうやって一つ一つ考えるが余計分からなくなった
      1人では解決できないと思い
    ミンギュにメールしてみることにした
(なまえ)
あなた
【ミンギュ、ごめんなさい。】
(なまえ)
あなた
【私が何をしたのか分からないの。】
(なまえ)
あなた
【ちゃんと話し合いたい。】
           送ってすぐに既読がついた
ミンギュ
ミンギュ
【お前と話すことはない】
(なまえ)
あなた
【お願い。話をさせて。】
   その最後の願いは【既読】の文字だけで終わった
      《数日後》
    あれからミンギュとの会話が無くなった

    話し合いたくて声をかけてみるが全て無視

    心も疲れてきた時ある人からメールが来た

      今1番会いたくない人からのメール
ハユン
ハユン
【今日のお昼頃相談したいことがあるので
     △△カフェに来てください】
        こんなの怪しすぎる。
     何か企んでるに違いないと思って
         断ろうとした瞬間
ハユン
ハユン
【ミンギュのことなんです。
     とても大事なことです。】
  そう言われるとどうしても断りづらくなってしまった。
   何よりミンギュに何かあったのかと不安になった
(なまえ)
あなた
【了解です。13時頃にお会いしましょう】
ハユン
ハユン
【ありがとうございます】
      《13時 △△カフェ》
ハユン
ハユン
あ、あなたさんこっちです。
  ハユンさんの声がした方を向くと知らない男の人がいた
(なまえ)
あなた
こんにちは、、あの、こちらの方は?
ハユン
ハユン
こちらはミンギュの部下の方です。
(なまえ)
あなた
部下の方?あの、なぜここに、、、?
部下
部下
あの、僕たち副社長にお世話になっていて
部下
部下
もうすぐ副社長の誕生日なので
何か喜ばれる物を渡したくて、、、
(なまえ)
あなた
はい、、、
       今、私の頭の中はグチャグチャだ
       贈り物をしたいならしたらいいし
        私に会う必要はないはずだ
部下
部下
でも、副社長は全くプライベートの
話をしないので
部下
部下
お恥ずかしながら
渡したらいいものがわからなくて
奥様にアドバイスをいただけられたらと、、
    そこでようやく本題が聞けてスッキリとした
(なまえ)
あなた
えぇ、もちろんかまいませんよ!
部下
部下
あ、ありがとうございます!
     嬉しそうにしている社員の方を見ると
     本当に慕われてるんだと嬉しくなった 
      そして、教えてあげようと口を開くと
         誰かの電話の音がした
ハユン
ハユン
あら、失礼。
ハユン
ハユン
【はい、、、、了解です。】
ハユン
ハユン
ごめんなさい。急に仕事が入って
あとはお二人でお願いします!
(なまえ)
あなた
はい、わかりました!

  今回はハユンさんは何も企んでなかったみたいだ
















              と














      安心してたからあんなことが起こったのね

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