私は前の学校に行った。周りの目がうざい。私は早歩きで溜まり場と化している音楽室に向かった。
媛唖:やっほー
蓮音:媛唖?言ったら迎えいったのに。
媛唖:いいのいいの、で新しく入ったやつは?
蓮音:おい❗自己紹介して
?:どうも、下山南晩雲(なはく)です。
龍:こいつ案外強くて、浩大と並ぶんだぜ
媛唖:いいやつを見つけたもんだ。
龍:で、媛の方はどうなの?
媛唖:今日タイマンを張ることにしたよ。私はてっぺんをとりたい。だけど、
私を倒してくれる相手が欲しい。矛盾しているけど、倒された事がな
い私は、これ以上強くはなれないから。
龍:倒してくれるといいな
媛唖:ああ、それでお前らにその試合を見届けて欲しい。
優希:俺らでいいのか?こういうときはいつも翔太さんを見届けにんにしてたのに
媛唖:今回はお前らがいいんだ。
浩大:媛が言うなら俺たちはそれに従うまで。
優希:だな
媛唖:じゃあ、今日の放課後私の学校の体育館に来て
蓮音:分かった
媛唖:じゃあね
蓮音:送ってくよ
媛唖:今日は歩きたい気分なんだ
蓮音:そっか。じゃあ南晩雲送ってやってくれ
南晩雲:わかりました
そういって私たちは校舎を出た
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!