@体育館
媛唖said
体育館で待っていると蓮君たちより少し早く蓮音たちがきた
蓮音:来たよ
媛唖:わざわざありがとう
龍:これでてっぺんが決まるのか
媛唖:うん
優希:相手は強そう?
媛唖:あんまり気配ではわからない。でもてっぺんはってるってことは油断
は出来ないよね
南晩雲:頑張って、勝ってください
媛唖:分かった。
そう会話をしていると蓮君たちがやって来た
蓮:お待たせ
媛唖:別に待ってない
蓮:そっか。一応言っておくけど手加減しないよ?
媛唖:してもらったら逆に困る
蓮:卒業までてっぺんからの景色は渡さない
媛唖:渡さないなら力ずくで奪い取るのみ
蓮:どんな試合になるのか楽しみだな❗
媛唖:私もあんたは他の誰かとは違う気がする
蓮:媛唖も普通の女の子とは違う気がする
媛唖:そろそろ喧嘩を始めましょうか
相手の構えには隙がなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!