私たちは新しくあちらの情報を手に入れた。向こうは西高のてっぺん坂崎がしきってるらしい。でも、私たちにその情報が来ているということは、向こうにもうちの高校が世代交代したことがばれているかもしれない。そこは警戒が必要だ。でも、うちのてっぺんは女そしたらなめてかかって戦力を減らしてくるかもしてない。こっちにはばれてもばれなくてもメリットしかない。
景瑚:なんか玄関に果たし状が届いてたぞ
碧海:てっぺんへって書いてあるってことは今のてっぺんが誰なのか向にはば
れてないってことか?
祥生:よう言うことになるかもだけど名前を知らないってだけかもだよね?
媛唖:情報によると向こうはてっぺんとったばっかなんだと
祥生:ってことは情報は漏れてないね❗
媛唖:もうすぐ新しい情報を南晩雲が持ってくるだろ
南晩雲:媛唖さーん。
媛唖:ほら来た❗
南晩雲:向こうは西高東高合わせて300人。ですがうちの高校は二校合わせて
112人です。
媛唖:大体二人ずつ相手すりゃいいんだろ?大丈夫だよ
南晩雲:また、新しいのが入ったらお知らせしますね❗
媛唖:ありがとう
果たし状に書いてあるにはあと3日ごに廃工場を使うらしい。まぁ、うちらだから勝てるっしょ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。