第7話

あの人
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2020/03/27 07:43












あなた)キセキの世代を倒して…あなたの夢を叶えるのは、まだ先になりそうですわ


???)…そうか、…君には期待をしているんだ。小さい頃から、天才と言われていた君だからこそ


あなた)すみませんが…昔の話は持ち出さないでいただけますか


???)あぁ、そうだったな。君は色々あったのだったな


あなた)っ……報告は以上なので。帰らせてもらいますわ



バタンッ




???)丁度いい道具になってくれそうだな、私の夢への"踏み台"として










ーー待ち合わせ場所ー



黄瀬)あ!あなたちゃん、おはようっス!


あなた)黄瀬さん、先日ぶりですね。

黄瀬)ちょっとあなたちゃん!もっと愛称とかで呼んでくれてもいいんっスよ!さん呼びはむず痒いっス!!

あなた)そ、そうなの?…なら、黄瀬くん?

黄瀬)んーー!本当は下の名前で呼んでほしかったっス…けど今はそれでいいっス!

あなた)なら、いいんだけれど…。黄瀬くんは朝から元気だね

黄瀬)だってあなたちゃんとお茶出来るんっスよ?!楽しみに決まってるじゃないっスか!


あなた)そう言って貰えるのは、嬉しいけれど…期待に答えられるか不安ですね。

黄瀬)大丈夫っス!俺がエスコートしますんで!


あなた)あ、ありがとう。黄瀬くん


ちょっとキツイかもしれないわね。この人何考えてるか分からないし、勘も鋭そうだから





黄瀬)じゃあ、ここに座りましょ!


あなた)うん。分かった
















黄瀬)…さっそくなんっスけど……、何で"誠凛高校のマネージャー"になったんっスか?


あなた)…(言ったそばから…、だから苦手なのよ、こういうタイプ


あなた)どうしてそんな事を聞くの?


黄瀬)俺だって選手の端くれっスから、あなたちゃんが強いって事、すぐ分かりましたよ?

あなた)、、私ってそんなに分かりやすい?


黄瀬)そうッスよ!一目見た時から、ちょっと分かってたっス!

あなた)皆凄いな……。でも、理由は簡単だよ?ただ、一目見た時から誠凛は逸材が多いと思ったから
















(ただし駒として、ね?








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