第2話

ユーフォニアム
199
2019/03/25 09:57
いつもの様に部室の扉を開ける。
開けると、そこには先輩がいた。
あなた

マサイ先輩!こんにちは!

マサイ先輩
おー!あなたちゃん!こんちゃー
ワイワイガヤガヤした雰囲気の中、
先輩の響く声は、しっかりと私の耳に入った。
あなた

今日はパー練ですか??個人練ですか?

楽器を組み立てながら、私は先輩に聞く。
マサイ先輩
うーん。あなたちゃん、どっちが良い?
あなた

少しだけ分からないところがあって合わせたいので、。パー練希望します。

マサイ先輩
おけおけ!!
私はユーフォニアムという楽器をやっていて、
パートの先輩はマサイ先輩だけ。
ユーフォは地味な楽器で人気があまり高くない。
だから、人気者のマサイ先輩がユーフォなのが、
私は未だによく分かっていなかった。

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