第3話

俺の転生先が、故郷でした。
1,323
2019/08/24 06:51
???視点
っと、名前聞いてないけど
何でこんな雑に、放り投げるの?
痛かったよ?
というか、ここまさか……………………
???
そのまさかよ。
だろうな。
姿隠してて良く分からなかったが、お前だよな?
「紫」
八雲紫
ええ、合ってるわ。
で、ここってさ
「幻想郷」だよな?
八雲紫
そうね。
俺の存在知ってる奴まだいる?
八雲紫
ええ、「靈亜達」もいるし
勿論、私と「幽々子」もね。
さすが、「大賢者」だな。
八雲紫
それは、貴方でしょ?
「ナイトメア」
ナイトメア
ナイトメア
そうなのかねぇ~?
俺は、分からない。
八雲紫
知らないふりしても、無駄よ。
ナイトメア
ナイトメア
まあ、靈亜達が居るってことは確認できた。
あっ、そうだ。
ナイトメア
ナイトメア
なあ、紫。
八雲紫
うん?どうかしたかしら?
ナイトメア
ナイトメア
いや、「軍服着た奴ら」ここに
来てないかなって思ってさ。
八雲紫
········ねぇ、ナイト。
ナイトメア
ナイトメア
······大体わかった。
八雲紫
じゃあ、何で!
ナイトメア
ナイトメア
あいつらも、「仲間」だ。
だから俺は、前世で笑って死ねた。
八雲紫
·········本当、優しいわね。
ナイトは。
ナイトメア
ナイトメア
ただ当たり前の事を言っただけだ。
八雲紫
そうね。
ナイトメア
ナイトメア
久々に、故郷に帰ってきたし。
「博麗神社」に行きますか。
八雲紫
私も着いていくわ。
ナイトメア
ナイトメア
よし、行くか。
八雲紫
ええ。
俺の人生は、悔いの無い人生にしたい。
だったら、「あいつら」にもそんな人生を送ってほしい。
そんな願いを胸に、俺と紫は博麗神社へと
向かった。

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