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第11話

一生 、 永遠 に
581
2019/02/05 12:14
あれから何日経ったのか。
秀太のこと、未だに信じられてなくて
もしかしたら突然死んじゃうんじゃないかとか
今日倒れるんじゃないのか、とか
秀太もそれには気づいていて
「大丈夫だから。」って。
私は車椅子で動けるから、
痛くない時は秀太の元へ行ったりする。
末吉秀太
末吉秀太
ん、
末吉秀太
末吉秀太
何、今日も来たの
あなた

うん、

なでなで
「この匂い、すき。」
そう言われて寝てしまった。
あなた

カァァァ //////

あなた

しおめ... 。

末吉秀太
末吉秀太
なんか悪い 、...?
あなた

...なにも。

末吉秀太
末吉秀太
こんな小さな会話でも嬉しい。
しおになってる秀太が、すき
私だけにしか見せない、特別感 。
こんな姿を毎日見ていたい 。
ずっと。
一生 。

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