とある所で、ある"人達"が捕まっていた。
?「あらら〜。そんな"怖い顔"で見ないでよ。でもごめんね?ここの者では無い限り、君達は見過ごせないんだ。」
"四人"は動けない状態だった。
紫色のリングに捕まっている。おそらく"彼"の仕業だ。
カイト「名前は確か〜…右からうらたぬきくん、坂田くん、志麻くん、センラくん…だったよね?僕はカイト。君達を殺したりなんかしないから安心してよ。」
そう言ってニヤリと笑う。
う「…何のつもりだ、こんな所に連れてきやがって…!」
カイト「あれれ?もしかして"誤解"しちゃってる??」
志麻「"誤解"って…」
うらたぬきの所に駆け寄って言う。
カイト「僕は君達を連れてきたりなんかしてないよ。」
坂田「…じゃあ、一体誰が……」
少し怯えている表情をしている坂田。
カイト「さぁ?それは僕にも分からない。」
センラ「…それだったら…!…なんで僕達を捕まえたん…!」
カイト「そんなの簡単だよ。____君達は"人間"だからだ。」
カイトの"表情"が変わる。
それを見た四人は、背筋が凍った。
__と、同時に奥から"物音"が聞こえたきた。
カイト「…あれ?!なんでモモくんがここに??」
モモ「よぉ、カイト。ちょっとそいつらに用があってな。」
魔法を解くように、紫色のリングを解除する。
四人は解放され、ただ唖然とする。
う「あ、ありがとうございます…」
ぺこりと頭を下げ、モモに礼を言う。
カイト「…そいつら"人間"だよ?そんな簡単に逃がしていいの?」
モモ「…今は話を聞くのが先だろう。お前は昔から人の話を聞かねぇ奴だからなぁ?」
カイト「うっ……泣」
ごめんなさい…とモモに謝る。
モモ「そんで、お前達に聞きたい事がある。」
センラ「…なんですか…?」
モモ「……お前ら、そらるとまふまふの"仲間"か?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。