第5話

突然の…epi.2
435
2020/08/26 15:17
2人が川の流れにそった見晴らしの良い空を見ると…



赤くて大きな円形に開く花火が上がった。

そしてキラキラと舞い散った。





2人は顔を見合わせた
が、言葉が出なかった…



しばらくして、あなたが口を開いた。
あなた

ねぇ、今日って花火打ち上がる日だったの?

宮舘
宮舘
俺も知らなかった!サプライズ花火ってやつかな!(^^)
あなた

えー!びっくりだよ〜!

宮舘
宮舘
運命だね🌹
あなた

うん!

涼太が「あなたと一緒にいられる事も」と小声で言ったが、次の花火が打ち上がりその音にかき消された…


花火は数分打ち上がった後、しばらく沈黙の時が流れた。



あなた

もう終わっちゃったのかな?

宮舘
宮舘
そうみたいだね。
さ、そろそろ帰ろうか
あなた

うん!



〜帰り道〜

あなた

最初の一発目、涼太くんの好きな赤色だったね〜!しかも途中でハートの形のも出てきたし!本当に運命的だよ〜!


 涼太side
あなたはこうやってたくさん話してきた。
俺もそれなりに相槌を打ったりしてきたけど、俺の心はそろそろ限界に近かった…
やっぱりあなたといる事が運命なんだ



よし、この際はっきり気持ちを伝えてしまおう!


そう思った。
けど、あなたはなんて答えるかな…






宮舘
宮舘
あなた!
あのさ、伝えなきゃいけない事がある!
あなた

ん?なに〜?

宮舘
宮舘
俺、あなたのことがずっと好きだ!
いつも明るくて、学年は違うけど同い年みたいに仲良くしてくれて、俺の前でよく笑ってるあなたが可愛くて…愛しい…
俺で良ければ…付き合ってください!
俺は不器用ながらもあなたを想う精一杯の気持ちを伝えた。
あなた

えっ…私なんかで良ければ…

涼太くんが告白してきた。私は驚いて立ち止まってしまった。涼太くんが同じ気持ちだったんだと安心して、自然と涙が出てきた。

宮舘
宮舘
あなた…?
あなた

ごめん。涼太くんが私のこと好きでいてくれたのが嬉しくて…
私もずっと好きだけど、涼太くんがどう思ってるかわからないし、ただの友達でこの関係が壊れるのだけは嫌だったから…

宮舘
宮舘
良かった。でも不安にさせてごめんね。俺もこの関係壊したくなかった。安心したよ!ありがとう!
あなた

うん!ありがとう!涼太くん大好き!

宮舘
宮舘
じゃあ手繋いで帰ろっか(^^)
あなた

うん!

えっ!いきなり!って私は思ったけど、涼太くんに手を差し出されたら自然と繋ぐことが出来た。





駅前の少し暗い通りを通る途中、

宮舘
宮舘
あなた、ちょっとこっち来て
あなた

えっ…

涼太くんに手を引っ張られ、少し狭い角に寄せられて壁ドン状態になった。
狭いので涼太くんの身体も顔も近くてドキドキする…。
宮舘
宮舘
来年はカップルとして花火大会行こうな…
チュッ♡




そう言って涼太くんは私にキスをしてきた…
あなた

ん、うん…

宮舘
宮舘
もう俺たちはカレカノの関係だよ
あなた

涼太くん、照れる…




最後に少し長めのキスをした…




宮舘
宮舘
今日はいつもより遅いから送ってくよ
あなた

大丈夫だよ!それに涼太くんも早く…

宮舘
宮舘
いいの!俺もう、あなたの彼氏でしょ?
こんな可愛い子1人で帰らせるわけにはいかないよ
あなた

ありがとう、涼太くん










そうして2人はあなたの家に着き、
宮舘
宮舘
あなた、忘れ物
チュッ♡
宮舘
宮舘
またね♡おやすみ



今日最後のキスをして涼太は帰路につくのだった








__________________________________



お待たせしました!


読んでくださりありがとうございます!

相変わらず言葉が変だったり、読みづらかったりするかもしれません。すみません🙇‍♀
それでも読んで頂いてる方には本当に感謝です!!

今後もよろしくお願いします!

プリ小説オーディオドラマ