宮舘side
「はぁーっ」
楽屋に着いた途端、一気に力が抜けてガクッと膝から崩れ落ちそうになるのを翔太に支えてもらいソファへ半ばダイブするかのように飛び込んだ
目黒「うわー熱高いっすね」
目黒の手がおでこに当たり、大して冷たくない手でも冷たいと感じてしまう今の俺
向井「もー無理は禁物やで!」
ラウール「そーだよ、」
「倒れる前にしょっぴーが声かけたから
良かったけど」
佐久間「涙目だね」
阿部「そりゃあ熱あるもんね」
ラウール「はい、体温計」
測ってみれば、38度越えで
渡辺「え、ちょっそれヤバくない!?」
「声、、、」
渡辺「あーごめんごめん」
「え、待ってやばくない?」
阿部「大人のこの熱は辛いでしょ」
目黒「もうこれ完全アウト」
向井「俺、照くんとふっかさんに伝えてくるわ」
みんながドタバタと動いてる楽屋
俺のために動いてくれてんだって少し嬉しい
岩本「大丈夫か!?」
深澤「だてさん!」
向井「ちょっと待ってや〜」
多分、超特急で撮影を終わらせてきたのであろう、2人
深澤「っとに無理すんだから」
岩本「まじ心配したんだけど!」
この2人には怒られまくって、他のメンバーには、心配されまくって終わった俺の1日
案外、こういうポジションもいいなって思いたくもなるよね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!