目黒side
5分くらい前に楽屋に戻ってきてソファに寝転がる
皆が俺の周りでお話ししたり俺の頭を撫でたり毛布やら薬やらを飲まされてすっかり病人
「、、、ごめんっ」
撮影止めちゃったのもそうだけど、みんな俺のためにすっごい動いてくれて
今も慌ただしく動いてる
そんな中だから、俺の呟きも消えていった
そしたら急に寂しくなっちゃって腕で目を覆う
多分俺、泣いてるわ
深澤「あれれ、めめ〜?」
「だいじょぶっグスッ」
岩本「あれ、どした」
佐久間「めめ〜?」
「、、み、、なった、、」
深澤「ん?ごめんねもう一回」
「寂しくなった!」
岩本「そんな力強く言わなくても笑」
佐久間「ははっめめ可愛いねぇ?」
向井「康二くんが一緒にいたるわ!」
え、康二はやだ
向井「え!なんでや!?」
あ、心の声漏れてた
宮舘「ちょっと顔色良くなったね」
阿部「あ、ほんとだ」
「体調どう?」
「だいじょーぶ」
言われてみれば治ってた
渡辺「頭いてぇとかないの?」
「コクッ」
らう「良かった!」
多分、俺にはメンバーが1番、俺にあってる薬だと思う
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。