松島side
「風磨くん、大丈夫かな」
中島「あとは先生達に任せよ」
「うん、そだね」
風磨くんが運ばれてみんなで車で追って行って着いた大きい病院
そこらのクリニックとかそんなんじゃなくて、手術室とか入院ができる部屋まで何もかも揃ってる病院
その病院の処置室前の廊下にいるんだけど、大きい病院で人が多いにも関わらず人通りはない
だから余計に怖いというか心配というか
3人用の椅子に4人でまとまって座って皆手を繋ぎながら風磨くんを待つ
まり「風磨くん、痛そうだった」
佐藤「いつもあんな痛がり方しないもんね」
中島「どーしたんだろーな」
「無事だよね、、、」
がらがらがら
中島「菊池は!?」
医者「大丈夫ですよ、」
「今は眠っておられますが、暫くしたら
目を覚まします」
佐藤「よかった、、、」
医者「すいません、お話よろしいでしょうか」
中島「あ、じゃあ俺行きます」
医者「では、3人方は病室へどうぞ」
「ありがとうございます」
がらがらがら
ドアを開ければ、よくわかんない機械ばっか
チューブとか点滴とかドラマの世界みたいだけど、これが現実
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!