佐久間side
「おえっはぁっはぁっおえっうえっ!」
起きて早々、吐き気が催してきて、それに続いてお腹も痛くなってきた
急いでトイレに来たはいいものの冷えているからかお腹もどんどん痛くなってくる
「いたぁ、、、おえっ」
一気に凄い量を戻したから、暫く出ないはずなのに、まだまだ気持ち悪い
「おなかいたいっ」
お腹の痛みも治らなくてどうしていーか分かんない
今日、ダンスレッスンあるんだよ、、、
しかも、照の振り付け
手抜いたら怒られる
てか、その前に言えば怒られず休ませてくれると思うんだけど、そんなところで弱っちいこと言ってたらこの世界生きていけないから
まだお腹痛くて、気持ち悪いだけ
そんなん序盤にすぎないから
そんな思いを胸に体に鞭をうってトイレから出る
朝ごはんは、、、食べる気ない
てか、食べたら吐いちゃいそう
トイレから出て早々、ソファに寝転がり蹲る
そして10分ほどたち、マネさんからの連絡が入ったから車へ向かおうとするも壁に支えられながらしか動けないほど酷い
早く行かないとおかしいと思われる
そんな思いが俺を焦らせるけど、体は思うように動かない
佐久間「うぅ、、、」
唸りながら歩く俺
周りからは変人とかめっちゃ病人とか思われるかもしんないけど、こうしてないと無理
俺は必死に車へと向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。