目黒side
ずきっ
「って、、、」
向井「どしたん?」
「ん、なんも」
ずきっずきっと襲ってくる頭の痛み
その度に変な声が出ちゃって康二に聞かれるのも数回目
向井「ほんま、どーした?」
「んーん、なんもない」
深澤「体調悪い?」
「んーん、大丈夫っす」
渡辺「顔色悪くね?」
「そー?」
岩本「一応熱測るか」
「大丈夫だってば笑」
らう「まぁさ、一応測っといた方がいいでしょ」
「はぁ」
これでさ、もし熱あったらどーすんの?
この後のYouTube撮影できないよ??
ぴぴぴっぴぴぴっ
阿部「なったね」
佐久間「何度?」
阿部「んー、平熱なんだよなぁ」
宮舘「目黒、どこが調子悪い?」
いやいや、なんで調子悪い設定になってんの!?
「だから、どこも悪くないっすから」
向井「頭痛いんやないの?」
いや、何でわかったの
渡辺「はい、図星」
いつもバブバブしてるくせに
深澤「熱ないんだったら、貧血とかかな?」
岩本「あっかんべーして」
目黒「こう?」
岩本「うん、」
「あーやっぱ貧血だね」
この頭痛の原因、貧血だったようです
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。