菊池side
中島「いってぇ、、、」
先生の説明が終わって病室に戻ってきたんだけど、ずっと苦しそうな中島
点滴もしてるけど、少ししか効いてないみたい
医者「苦しいね」
「もうちょっと我慢してね」
先生も付き添ってくれてるから、少しは安心なんだけど、痛みはなくなるわけではないから辛そうで
中島「はぁっいったい!」
「中島、大丈夫大丈夫」サスサス
背中をさすってやることで精一杯
ベットの上で小さく蹲って胸を押さえて、顔も強張ってるから相当な痛みなんだと思う
まり「けんとくんっ」
松島「大丈夫?泣」
佐藤「なんで泣いてんの」
「痛いなぁ、、、もうちょっとで落ち着くらしいから
がんばろーな」
中島「ん、はあっいって、、、」
医者「ちょっと痛み強いね」
「点滴量調節するね」
「中島、大丈夫なんすか」
医者「うん、大丈夫だよ」
「点滴も効いてくるだろうから」
「あ、そうっすか」
医者「今日1日はこういうこと続くだろうけど
少し経ったら治療進めてくね」
「中島くん、もう少しの辛抱ね」
中島「コクコク」
声も出ないほどの痛みらしい
ほんとに大丈夫かよ、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。