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第53話

目黒side



車を降りる時は少し寝たおかげか少し体の調子が良くなってたんだけど、楽屋までの道のりでそれも無駄になり
ってか、それより悪化した



「だるっ」ボソッ



また朝と同じようにこの言葉を呟く
でも怠いのはほんとで、もうなんか体が重い



立ち止まってる俺見て心配そうに目を向けるらう
みんなも薄々気付いてるみたいだけど、声をかけないのは気遣いで
らうが声を掛けてくるのは、ただ俺が心配だから



らう「めめ、」



「ん?どした、」



またさっきのように俺の名前を呼ぶらうの頭をぐしゃぐしゃと撫でれば、その手を止められ、少し潤んだ目を向けられる



「え、なにどした」



笑ってくれると思ったけど、逆に泣かせちゃったみたい



らう「めめの馬鹿」ボソッ



小さい声で言われたものの、近くにいるから聞こえないわけがない



らう「めめ、無理しないでよっ」



どうやら、俺が体調悪いのに無理やり元気な雰囲気を醸し出してるのが嫌みたい



「だから大丈夫」



こんなとこで挫ける俺じゃない
だからなんとか粘って今日何度目かの大丈夫



らう「めめっ泣」



渡辺「え、泣かせたの」



向井「意地悪したんか?笑」



らうの泣く様子に気づいた皆が一斉にこっちを見る



あーもう、何この状況



目の前で泣いてるまだまだ子供みたいな17歳
その様子に気付いたメンバーがこっちを見てる



これさ、絶対逃げれないやつじゃん