⚠️暴力表現あり⚠️
「はぁ…」
学校も嫌だな…どうせ苛められるんだし…
「あ、紫月!おっそいじゃん。待ってたんだよぉ?」
「っ!」
いきなり蹴られ、私は顔を顰めた。
何とか苛めの主犯格(Aとしておく)を振り切って、教室に入った。
「…はぁぁぁ…」
またAの仕業だろう。机の上に落書きがされていた。
一応常備している汚れ落とし用の道具を使って、ちまちまと机を拭いていく。
クラスの何処からかクスクスと笑い声が聞こえた。もう慣れたけど…
ヒガンともう少し、居たかったなあ…
✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧
「紫月、何時もの場所ね!」
「…」
「なんか言いなよぉ?」
「…うっさい」
「あれ?そんなこと言っていいの?」
Aウザい…
Aが去って後に荷物を手早くまとめ、私は体育館裏に向かった。
「あ、紫月来てくれたんだあ♪じゃあ、皆遊んであげて!」
1人の不良女子にいきなり殴られ、私は転んだ。かと思うと、次々に蹴られ始めた。主にお腹だから、凄く痛い…
「い゙っ…がはっ…」
「そろそろ終わろー。じゃあね紫月♪」
数十分経って、Aの声で止んだ。
また、痣が増えちゃったな…
痣だらけの体を起こして、私は荷物を取った。
「ヒガンにもバレなきゃいいけど…」
ヒガンには苛められているとだけ言っていて、詳しい事は言っていない。
… ヒガンを悲しませたくなかったから…
私は力ない笑みをこぼし、ヒガンの元に向かった。
✧✧✧✧✧✧✧✧✧
「ヒガン、ただいま。」
「お帰り紫月!」
ヒガンは私を見るなり、花吹雪を起こした。たくさんの花弁が舞って、池にフワリと落ちる。
私はヒガンと一緒に、桜の木の根本に腰掛けた。
「今日も、苛められたの?」
「!…うん。」
バレたかと思った…
「でも、ヒガンがいるから平気。」
「ならいいんだけど…紫月、最近哀しそうに笑ってるから…」
そんな事無いよ、と、私は笑おうとした。
…あれ…?
「紫月!?」
何で…私は泣いてるの?
「ごめん、何でも無いよ!そろそろ時間だし、帰るね!」
「紫月…」
困惑しているヒガンを後にし、 半ば強引に私は家に帰った。
ごめん、ヒガン…
✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧
はい、闇猫🐱です。
すみません!毎回毎回グダグダで…
これからも、「桜と君と。」を宜しくお願いします!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!