善逸[あなたちゃんどうかした?]
『あっえっと…』
甘露寺[あら!!あなたちゃんじゃない?]
『あはは…こんにちは〜。』
宇隨[今日はいつもまでにまして派手にかわいいな!]
伊黒[髪飾り…お前のわりに似合っているぞ…]
『あ、ありがとうございます…笑』
甘露寺[どうしたの?あなたちゃんお化粧なんてしちゃって!!]
『お出かけに来たので…』
甘露寺[逢い引きかしら?!]
『まぁ…そうっていうのも違うし違うっていうのも違いますね…』
宇隨[逢い引きなのか?!]
私は無一郎の方を見ていた気まず。
これ逢い引きって言っていいの、?
『ええ、んと』
善逸side
あなたちゃんからは動揺した困っている音がした
あなたちゃんはおれがまもる。
------
善逸[あなたちゃん!早く食べよ?]
『ん、そうだね!』
甘露寺[あら、!邪魔だったかしら?ごめんなさいね!]
『全然だよ!じゃ失礼します。』
無一郎[あなた、、!]
『…!』
私は無一郎を無視した
善逸[ほら!あなたちゃん!]
『え?なに??』
善逸[手繋がない?ニヤッ]
『えっ!てかもう!善逸からかってるでしょ!』
善逸[バレちゃった?]
『もー!』
ギュッ
善逸[はい、捕まえた]
『もう!今日だけだからね!!』
善逸[はーい]
甘露寺[恋人見たいね!きゅんきゅんしちゃう!]
無一郎side
昨日僕はずっとあなたのことを考えていた
その時思いついたのが宇隨さん達に相談しようとだから僕は宇隨さんと甘露寺さんを誘った
なぜが伊黒さんと誰か忘れた、えっと甘露寺さんの継子もついてきた
宇隨[なんだ?派手に相談って]
無一郎[えっと…]
甘露寺[あら!あなたちゃんじゃない?]
えっあなた?
タイミング悪すぎでしょ。
しかも化粧をしているし
髪飾りだって伊黒さんから持ったやつつけてるし
はあ
しかも逢い引き?僕のことが好きなんじゃないの?
善逸[あなたちゃん!早く食べよ?]
軽々しく名前呼ばないでよ。
僕はそう思ってあなたの名を呼んだ
完全無視だったけどね。
はあむかつく
あのたんぽぽはあなたと手を繋いで行ってしまった
-----
愛子[あの…さっきの方は?]
宇隨[花柱の花里あなただ]
愛子[柱の方なんですねぇ!とても可愛くてびっくりしましたぁ!]
伊黒[甘露寺の次に可愛いんじゃないか…でも
ネチネチ]
宇隨[たしかにな!あいつ!かみおろしてたぜ!派手に似合ってた!]
甘露寺[そうね!とっても可愛かったわ!]
愛子side
ふーんあのあなたってこみんなに愛されてるんだ
私より可愛いとか許せない
---
宇隨[てか時透相談ってなんだ?]
無一郎[昨日ある人から告白を受けまして…]
[[ブッー!]] お茶を吐く音
甘露寺[で!返事はどうしたの?!]
無一郎[ごめん、僕はまだ分からないって]
宇隨[それは断ってるのか?]
無一郎[僕はそういう訳じゃなくて考えたいって伝えたかったんだけど…相手は断ったように多分感じて]
宇隨[ああそうか…]
甘露寺[無一郎くんはその子のことどうおもってるのかしら?]
無一郎[普通にいい人だとは思うよ、嫌いじゃない]
宇隨[それは恋愛としてみてないってことか?]
無一郎[それがまだ分からない。]
甘露寺[それじゃその子が男の人といるとどう思う?]
無一郎[胸の辺りがモヤモヤする。むかつくし。これって何かの病気?]
[[(それがまさしく恋だよ)]]
甘露寺[び、病気じゃないと思うわ…]
宇隨[そ、そうだな…笑]
無一郎[なんで笑ってるの?]
伊黒[まぁそれは自分で判断しろ、自分で考えて気づけ]
無一郎[そうだね…ありがとうございました。]
無一郎side
みんなには病気じゃないって言われたから安心だけど自分で気づけってなに?
僕にはさっぱりわからない
愛子side
まさか無一郎くんに想い人がいたなんて予想外だわ、多分その人ってさっき来た憎たらしい女よね
化粧していたのは泣いたから
ま、私の方が好かれているし可愛いから圧勝だけどごめんね?♡
これからもっと酷いことしてあげる♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。