第32話

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2020/05/25 17:55
27話の大正コソコソ話
あなたちゃんは刀が折れたからここに来たのにどうして戦えたのか…気になりますよね!
元々あなたちゃんは感がいいと言う話だったから嫌な予感がすると思い予備の刀を借りていたらしい…
やっぱりすごいね!!
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私達が走っていると
ザン
無一郎がまた金魚の鬼を切った
『鋼穴森さん!』
鋼穴森[おお!花里殿!時透殿これは有難い]
無一郎[あなたが鋼穴森っていうひと?俺の刀用意してる?]
鋼穴森[おお…これはひどい刃こぼれだ]
『そうなの!だから無一郎くんはきたみたい!』
鋼穴森[そうでしたか!]
鋼穴森[すぐにもってきましょう!]
『あの…鋼…づか…』
小鉄[はがねづかさん!!]
小鉄[良かった!!あの化け物はいない!!この小屋で作業してるんです!!]
鋼穴森[この中に時透殿の刀もあるんです!]
『だめ!行かないで…鬼の気配がする…』
無一郎[あなたは下がってて…それ自分の刀じゃないでしょ。]
『うん。でもやれるわ!』
無一郎[でも…怪我させたくないから。]
『…』
どうしてあなたはそんなに優しいのだろう
時には生意気なことばなどが飛び交うが
やっぱりそんな君がだいすきだ
私は小鉄くん達を避難させる。
そうしているうちに無一郎は戦っている
私が小屋に入った瞬間だった
『小鉄くんと鋼穴森さん!違う所へにげて!!』
『ぐっ!』
鬼が小屋に入ってきた
私は鋼穴森さんをかばったので転んでしまったが痛くも何ともない。


なくなっていった人達に比べたら。
外をみると無一郎が血鬼術にかかっている
私は助けたかったがここの人たちを守る権利がある。
このまま無一郎を助けられないままカナエさんのように。


私は相当あせっていたし怒っていたのだろう
これも全ては鬼のせい。


鬼と仲良くなりたかった…私はカナエさんの思いを引きつぎたい。


でも大切な人を傷けるなんてゆるせない!
『私の大切な人を傷つけた人はゆるなさい。』
今まで1番低音だったと思う
私の鼓動は早く。とても暑い
私から力がみなぎってくる
鬼[な、なんだ]
鬼は少し動揺している。
私は不思議に思い首筋を見た
そこには花の形をしたピンクと水色が混ざったような”痣”がでていた…

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