第29話

28
3,293
2019/05/12 10:56


西畑side




道長「「おはよーございまーす」」


『はよ』


大西「さて、みんな揃ったね」


『恭平、始めるぞ』


髙橋「はーい」


『で、宿泊学習どうだったんだ』

























これで、ヴァンパイアの謎と


松山の謎は解けるのか、、、?













































長尾「一昨日に、お風呂入ってから、3人で外に出ようやって言ったら
断られて、2人で見に行ったんです。それでなんだかんだして
寝たんです」



風呂に入って外に行こうと誘ったら断られた、、、。


何かが違う


なんだ?何が違うんだ、、、?












髙橋「なんでお風呂入ったら外に行けなくなったなったんやろ?」



外に行けなくなった……?



『それだ!』


髙橋「どないしたんすか大吾くん、そんな大きい声出して」


『道枝、長尾、風呂から月は見えたかっ?』


道枝「見えましたけど…」


『風呂の後の松山の様子はっ?』


長尾「頭が痛かったのかなんか元気が無くて苦しそうn…あっ!!」


『何か思い出したか長尾っ』


長尾「その時の莉音とヴァンパイアの表情にてたっていうか
おんなじ顔してました」


『どんな顔だったっ?』


長尾「儚くて、切なくて、すごく苦しそうな顔をしてました」


『やっぱり』


道枝「なんで大吾くんは莉音とヴァンパイアについて
そんな熱くなってんですか?」


『……俺は昔ヴァンパイアに襲われたことがあんねん』


長尾「え?」


『4年前ぐらいやねんけどな、13歳の時に突然家に来て
襲われて、助けに来た両親が死んだ』


『その時のヴァンパイアの目が赤くて俺よりも小さかった
“女の子”やった、12歳くらいの。黒髪のショートカットやった』


『今は叔父のとこに世話になってる』


『だから、俺はずっと両親を殺したヴァンパイアを見つけたら
復讐するって決めてたんや』


『それから調べたら、赤い目をしたヴァンパイアは1家族しかおらへん』



『年齢的にも松山はヴァンパイアで間違いない、だかr…』



大西「……こと言い切れるん?」


『流星?』


大西「なんでっなんで大ちゃんはそうやって言い切れるん?」




今まで黙って聞いてた流星が


いきなり立ち上がって涙目になって話し始めた


流星はなんか知ってるん?



プリ小説オーディオドラマ